ブログ京橋店

2019.3.29

若竹煮は春が旬のお料理です

若竹煮は、日本の煮物料理の一つで、新タケノコが収穫される春に作られます。春にしか味わうことのできない新タケノコは、たけのこご飯などのお料理で楽しまれる方も多いかと思いますが、新わかめと一緒に料理される若竹煮には「春先の出会い物」という意味も持ってるのです。
本日は、若竹煮についてお話させていただきます。

若竹煮について

若竹煮
冒頭でもご紹介したように、若竹煮とは新タケノコと新わかめとを一緒に料理した煮物料理です。新タケノコと新わかめとの組み合わせは、「春先の出会い物」ということで煮物料理の他に汁物などでもよく用いられます。

「若竹」とは、わかめとタケノコを一緒に調理するお料理のことを意味し、若竹煮のほかにも「若竹椀」や「若竹焼き」、「若竹蒸し」、「若竹揚げ」などといった料理があるのです。

若竹煮の作り方

若竹煮
春に旬を迎える新タケノコと新わかめを楽しむことができる、若竹煮の作り方をご紹介します。

まず、生の新タケノコはあく抜きを行いましょう。
あく抜きしたタケノコは薄切りにして、わかめは水で戻します。
鍋に、だし汁とみりん、しょうゆ、塩を混ぜ合わせます。
そこへ、タケノコを加えて3分から4分程度煮ます。
煮込んだところへわかめを加えて、10分ぐらい置いて味をま馴染ませましょう。

※わかめに熱を加えすぎると溶けてしまいますので、注意しましょう。
器に盛りつけして、木の芽がある場合は飾って出来上がりです。

タケノコについて

みなさんもよくご存じお通り、タケノコは春の味覚の一つですよね。
タケノコはタンパク質を豊富に含み、加えてビタミンB群やミネラル、食物繊維も多く含んでいます。
さらには、グルタミン酸やチロシン、アスパラギン酸などとアミノ酸というアミノ酸によるうまみ成分も豊富に含まれています。この中の「アスパラギン酸」は、アスパラガスにも含まれている成分で、疲労回復の効果があるとされています。
食物繊維が豊富なので、便秘の予防や改善に役立ち、大腸がんの予防やコレステロールの吸収を抑制する効果も期待されています。また、体内の余分な塩分を排出するカリウムも含まれているため、高血圧症の予防にも役立ちます。

わかめについて

低カロリーにも関わらず、食物繊維が豊富なわかめはヘルシーな食材であることからダイエット中の方におすすめです。
わかめには、食物繊維の他にも整腸作用やコレステロールの低下を促すアルギン酸や、髪の毛や皮膚を健康に保つヨウ素なども含まれているため、美容にも健康にも良い食材なのです。
また、体内の余分な塩分を排出するカリウムや、骨や歯の健康に役立つカルシウムなどといったミネラルも豊富ですので、積極的に取り入れたいですね。

タケノコやわかめといった、春に旬を迎える食材を、ぜひみなさまも味わってみてはいかがでしょうか?

当店では、すき焼き、しゃぶしゃぶをはじめ、様々な旬の食材を使った料理をご用意しております。是非一度当店自慢の料理をお召しあがりになってみてはいかがでしょうか。

皆様のご来店心よりお待ちしております。

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