ブログ京橋店

2019.2.28

「あんこう」について

「あんこう鍋」は、冬の味覚としておなじみですよね。そんなあんこうは、深海に生息している深海魚としても有名ですが、美味しいだけでなく豊富な栄養素も含んでいることをご存知でしょうか?

本日は、「あんこう」についてお話させていただきます。

あんこうについて

あんこう
「あんこう」は、アンコウ目アンコウ科で、全長は約 1mの海水魚です。北海道〜九州南岸の日本海や東シナ海、そして、北海道噴火湾〜九州南岸の太平洋沿岸、瀬戸内海など、幅広い地域の水深30メートル〜510メートルの深海に生息しています。散乱の時期は4月から6月で、10月から3月があんこうが最もおいしくいただける旬だとされています。
グロテスクな見た目にも関わらず、非常に美味しい食材として知られていて、江戸時代には「三鳥二魚」と呼ばれる五大珍味の一つでもありました。

あんこうには鱗がなく、歯以外はほとんどの部位を食べることができます。
「海のフォアグラ」とも例えられているアンキモをはじめ、捨てる部分がほとんどないことから、それぞれ美味しいとされている部位は「アンコウの7つ道具」と言われています。

あんこうに含まれている栄養素

あんこうは、味が美味しいだけでなく低カロリーで栄養素を豊富に含んでいます。
その中でも特に注目したいのが、あんこうに含まれているビタミンAです。うなぎの3.5倍もの量が含まれているビタミンAはレチノールとも呼ばれ、活性酸素を抑えて動脈硬化や心筋梗塞などを予防する効果がある他にも、皮膚や粘膜の細胞を健康に保つ働きに加えて、免疫力をアップさせる効果もあります。

また、骨粗鬆症を予防するビタミンDや精神を安定させる効果のあるビタミンB12も豊富だとされています。

さらに、あんこうの肝には血液をサラサラにしてくれる効果のあるEPAやDHAも豊富であることから、あんこうはヘルシーで栄養満点な優秀な食材であると言えます。

さまざまなあんこう鍋

あんこう鍋
ひとくちに「あんこう鍋」といっても、みそ仕立てであったり、醤油仕立てのものなど、美味しくいただく調理方法はさまざまです。

みそ仕立てあんこう鍋は、まず歯の部分を切り取って皮を剥き、内臓を取ります。そして、ぬめりを取るために湯通しして冷水に落とし、よく水分を切っておきましょう。白みそと赤みそを合わせたものを昆布だしで練ったら鍋に入れ、野菜と一緒にあんこうを煮ながらいただきましょう。さらに、鍋の後に残った煮汁にご飯を加えると、あんこうの美味しさを余すことなく楽しむことができます。

しょうゆ仕立てアンコウ鍋も、みそ仕立てのものと同様に、歯の部分を取り除いたら皮を剥き、内臓を取り分けて食べやすい大きさに切ります。ぬめりを落とすために、これらを湯引きして冷水に落として流したら、水分をよくきましょう。少量のカツオ節だしと水、酒、しょうゆ、塩の汁で煮込みながらいただきます。

当店では、すき焼き、しゃぶしゃぶをはじめ、様々な旬の食材を使った料理をご用意しております。ぜひ一度当店自慢の料理をお召しあがりになってみてはいかがでしょうか。

皆様のご来店心よりお待ちしております。

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