ブログ銀座三丁目店

山菜について

山菜と言えば、山菜ごはんや山菜蕎麦などによく使用されていますよね。山菜は、縄文時代から食されてきたとされ、万葉集にもさまざまな種類の山菜が登場しています。

本日は、山菜についてお話させていただきます。

山菜について

山菜
山菜とは、「ワラビ」や「ウド」、「ゼンマイ」などといった山野で採ることができる食用の植物を言います。
一般的な野菜とは区別されていて、野菜は「野草」の中で採ることができる食用の植物であるのに対し、山菜は山草の中で採ることができる食用の植物を指しています。
香味の良いものが山菜とされ、その季節ごとに採れる山菜の種類が異なることから、「季節を感じることができる食材」として親しまれています。旬があるゆえに採ることができる期間が限られているため、乾燥したり塩蔵するなどして保存されます。
最近では、山などに自生しているものの他にもハウス栽培されているものもありますが、やはり自生している山菜の方が香りが強いようです。

食材としてポピュラーな山菜としては、「ふきのとう」や「タラの芽」、「山ウド」などが挙げられるのではないでしょうか。
ふきのとうの旬は、みなさんご存知の通り、3月~5月頃とされています。雪解けの時期に、降り積もった雪から頭を出している姿を想像される方も多いと思います。春を代表する山菜であるふきのとうは、独特の苦みがクセになる味わいが特徴です。
また、天ぷらにしていただく機会の多いタラの芽は、4月~6月が旬です。山菜の中では苦みやクセが少ないため、灰汁抜きをする必要がありません。そして、最近ではスーパーなどでも手に入れることができる山ウドは、しっかりとした独特の歯ごたえとマイルドな苦みが特徴です。4月下旬頃から6月下旬が旬だとされています。

食材としての山菜

山菜
山菜は、灰汁が強いものが多いため、食材として使用する際には灰汁抜きが必要です。しかし、先ほど触れたようにタラの芽のような灰汁の少ないものなら灰汁抜きしなくても大丈夫です。

山菜にも、一般的な野菜と同様に美容と健康に嬉しい栄養素が豊富に含まれています。
例えば、ふきのとうにはビタミン類やカリウム、食物繊維などに加えて、「フキノリド」というふきのとうならではの栄養素も含まれています。「フキノリド」とは、ふきのとうの香り成分であり、消化を促進して胃を丈夫にして腸の調子を整えてくれる作用があります。
また、灰汁抜き不要で調理がお手軽なタラの芽には、高血圧の方に効果的なカリウムやマグネシウム、ビタミン類、βカロテンなどが多く含まれています。加えて、タラの芽には胃を健康にしたり強壮、強精作用もあると言われています。

他にも、山菜には多くの種類がありますが、共通して言えることは季節を感じながら多くの栄養素を補給することができるということではないでしょうか。ぜひ、野菜だけでなく山菜も日常の食事に取り入れてみてください。

当店では、すき焼き、しゃぶしゃぶをはじめ、様々な旬の食材を使った料理をご用意しております。
是非一度当店自慢の料理をお召しあがりになってみてはいかがでしょうか。

皆様のご来店心よりお待ちしております。

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