ブログ銀座三丁目店
賀茂茄子のご紹介
賀茂茄子をご存知の方はどれくらいいるでしょうか?賀茂茄子は、京都の伝統的なブランド野菜で、一般的なナスよりも丸みのある形をしています。
本日は、賀茂茄子についてお話させていただきたいと思います。
賀茂茄子とは
今回は、ナスの中でも京野菜の賀茂茄子について詳しくお話しさせて頂きたいと思います。
賀茂茄子は1個あたり250~300グラムほどもある、大きめのナスです。一般的な長細いナスとは異なり、丸形の可愛らしい形をしているのが特徴です。また、歯ごたえ良いため、揚げ物や田楽に使われることも多いのです。
果肉は厚く、トロリと滑るような食感と濃い味わいを楽しむことができるのも、賀茂茄子ならではです。また、肉質がしっかりしているため、煮ても型崩れしにくいという点も、多くの人に好まれている理由かもしれませんね。
賀茂茄子の旬は、4月下旬~9月下旬です。
もともと、賀茂茄子の栽培は京都の上賀茂や西賀茂近辺ではじまり、現在ではそれらの地域に加えて、京田辺市や亀岡市、滋賀県でも積極的に栽培されています。
しかし、賀茂茄子を栽培するにあたっては大変な苦労があるそうです。例えば、風で葉っぱが触れるだけで実に傷がついてしまったり、かん水や排水のタイミングが難しいため、表面の色つやがまばらになってしまうこともあるそうです。
また、賀茂茄子の葉が大きめであるため、自身の葉の陰になってしまうと、実の表面の色が薄くなってしまうため、随時摘葉が欠かせないため、かなりの手間や時間がかかるのです。しかし、このように手間をかけた分、美味しくて美しいナスが育つのでしょう。
賀茂茄子の美味しい食べ方
賀茂茄子を美味しく食べる方法として、一つ調理例をご紹介していきます。
寒い冬にピッタリな「賀茂茄子の田楽」の作り方です。
ご家庭などでもよく作られる田楽ですが、賀茂茄子は一般的なナスと比べて油を吸いにくい性質を持っているため、脂っこくならずしつこくならないのが特徴です。そのため、女性や健康に気を使っている方には特におすすめです。
作り方は、まず賀茂茄子のへたを取り、横方向に半分にカットします。
盛り付ける時や調理をする時の安定感を出すために、底の部分を少し切り取るのがコツです。
これを金串でついて、油で揚げましょう。
鍋に、赤みそ、酒、砂糖、みりんを入れて火にかけて練ります。
最後に、火にかけて練った味噌を茄子に載せ、仕上げに白ゴマを振りかけて完成です。
簡単に作ることができるので、是非ご家庭でも作ってみてはいかがでしょうか?
当店では、すき焼き、しゃぶしゃぶをはじめ、様々な旬の食材を使った料理をご用意しております。
是非一度当店自慢の料理をお召しあがりになってみてはいかがでしょうか。
皆様のご来店心よりお待ちしております。