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ふきのとうで花粉症対策

春が旬の「ふきのとう」は、天ぷらなどにするととても美味しいですよね。そんな「ふきのとう」には、健康や美容に効果的な栄養素が豊富に含まれているのですが、中国ではなんと漢方にも使用されているのです。

本日は、ふきのとうについてお話させていただきます。

ふきのとうについて

ふきのとう
ふきのとうは、初春が旬の時期だとされている山菜の一つで、フキのつぼみの部分に当たります。このつぼみが花開くと、咲いた後には地下からフキ(地下茎から伸びる葉)が出てきます。
年草であるふきのとうは、日本原産の山菜で、全国の日当たりのいい山野に自生しています。

自生しているふきのとうは、雪の少ない地方であれば2月頃に若草色のつぼみを摘みます。一方で、雪の多い地域だと、雪がまだ解けきらないうちに、雪の下で芽を出したものを摘みます。

ふきのとうは、古くから食用として利用されていて、その独特な香りと苦味が特徴的です。

ふきのとうの選び方と保存方法

ふきのとうをスーパーなどで選ぶ際は、締まりがあってつぼみがまだ硬く閉じているものがおすすめです。
大きくなり過ぎてしまうと、苦味が強く美味しくなくなってしまうので、小ぶりのものを選んだほうが良いでしょう。

乾燥しやすいふきのとうは、冷蔵庫で保管する際はポリ袋などに入れて、なるべく早いうちにいただきましょう。また冷凍して保存することも可能です。冷凍する場合は、一度下茹でしてアクを抜いてから冷凍しましょう。使う時は、自然解凍で和え物や汁物などに使えます。

ふきのとうに含まれる栄養素

ふきのとう

ふきのとうには、ビタミン類をはじめカリウムや食物繊維、ポリフェノールの一種であるフキノール酸や免疫力アップに効果のあるケンフェロールなどあまり聞きなれない栄養素まで豊富に含まれています。
その中で特に注目したい栄養素がカリウムとアルカノイド、フキノリド、フキノール酸です。

カリウムは、体内の塩分をを排泄する働きがあり、高血圧の予防・改善に効果があります。さらに、余分な老廃物を排出してくれるので、足などのむくみ防止効果も期待できます。

アルカノイドとは、肝機能を強化して新陳代謝を促進する作用があるので、体内に蓄積された有害な物質を排出することができます。

フキノリドとは、ふきのとうの香り成分のことで、消化液の分泌を促進したり、胃を丈夫にして腸の働きを整える働きがあります。

ポリフェノールの一種であるフキノール酸も、ふきのとうの苦み成分で、血液中のヒスタミンの働きを抑えてくれる働きがあるので、花粉症に効果があるとされています。春は、花粉症の方にとっては非常に辛い時期ですので、ぜひふきのとうをいただいて、花粉症の症状を和らげてはいかがでしょうか?

当店では、すき焼き、しゃぶしゃぶをはじめ、様々な旬の食材を使った料理をご用意しております。是非一度当店自慢の料理をお召しあがりになってみてはいかがでしょうか。

 

皆様のご来店心よりお待ちしております。

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