ブログ銀座三丁目店

アマダイをご存知でしょうか

高級食材として知られているアマダイは、クセのない白身魚ですので、いろんなお料理にして味わうことができます。その上、栄養素も豊富に含まれていることから、成長期のお子様にもおすすめの食材とも言えます。

本日は、アマダイについてお話させていただきたいと思います。

アマダイとは

アマダイ
アマダイは、主にインド太平洋の大陸棚を中心に生息する魚の一種で、日本では南日本近海で5種のアマダイを見ることができます。そのうちの「アカアマダイ」、「シロアマダイ」、「キアマダイ」が、食用とされているのです。

日本でのアマダイの呼び名は地域によって異なり、静岡県では「オキツダイ」、京都や大阪などでは「グジ」、福岡などでは「クズナ」、愛媛県などではスナゴなどと呼ばれています。さらに、お隣の大韓民国では「옥돔(オクトム)」と呼ばれ、済州島周辺が漁場となっています。また、香港周辺では広東語で「馬頭(マータウ)」と呼ばれているそうです。

アマダイの全長は20-60cmで、体は前後に細長く、側扁しているのが特徴です。
体の表面は光沢のある鱗に覆われ、ピンク色~赤褐色をしていて、腹側は白っぽくなっています。アマダイの種類によっては体の表面に鞍状斑・帯模様・黒点などがあります。
アマダイは主にインド太平洋やアフリカ西部沿岸の大陸棚に多く生息し、日本近海では本州中部より南の地域でも見ることができます。

食材としての利用

多くの方がご存知の通り、日本でアマダイは高級食材として扱われています。日本近海で底引き網や延縄、釣りなどの方法で漁獲されるほかに、中国からの輸入も多くあります。

白身で脂肪分が少なく、淡白な味わいが特徴ですが、柔らかく水っぽいため刺身にはあまり利用されず、水分を飛ばして風味をつける焼き魚や干物などの料理法が一般的です。
アマダイは鱗まで食べることができるため、鱗を落とさずに焼く「鱗焼き」という調理法が用いられることもあります。

具体的な調理例というと、ムニエル、ポワレ、照り焼き、酒蒸し、粕漬け、味噌漬け、干物、ワイン煮などを挙げることができます。

アマダイの栄養素

アマダイ
アマダイには、糖質の代謝を助けエネルギーをつくり出し疲労回復に役立つビタミンB1を始めとして、さまざまな働きをする栄養素が含まれています。
具体的には、細胞の新陳代謝を促進したり、皮ふや粘膜の機能維持に役立つビタミンB2、皮ふや粘膜の健康維持をサポートしたり、脳神経を正常に働かせるナイアシンやビタミンB6、動脈硬化を予防したり、ストレスをやわらげるパントテン酸、そして、貧血を予防し、細胞の生まれ変わりや、新しい赤血球をつくり出すために欠かせない葉酸やビタミンB12を含んでいます。
さらに、アマダイは抗酸化ビタミンであるビタミンCや、ビタミンEも多く含んでいるので、活性酸素の発生や酸化力を抑えたり、動脈硬化や皮膚や血管の老化を防いだり、免疫力をアップさせてくれます。
加えて、骨や歯を丈夫にするカルシウムやリン、マグネシウムなどといったミネラルも含んでいます。

クセがなく淡白な味わいのアマダイは、様々なお料理で楽しむことができる食材ですので、みなさまもぜひこの機会に味わってみてはいかがでしょうか?

 

当店では、すき焼き、しゃぶしゃぶをはじめ、様々な旬の食材を使った料理をご用意しております。是非一度当店自慢の料理をお召しあがりになってみてはいかがでしょうか。

皆様のご来店心よりお待ちしております。

 

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