ブログ銀座三丁目店

食べられるカビ

”カビ”と聞くと悪いイメージありますが、一口にカビと言っても毒性があるカビとないカビ、食べられるカビと食べられないカビがあります。
本日は「食べられるカビ」についてお話しをさせていただきたいと思います。

カビについて

カビについて
カビは世界中に3万種類以上あると言われており、中には食品や医薬品に使われる場合もあります。そもそもカビというのは菌糸を持つ微生物の総称とされ、微生物の約30%〜40%はカビと言われています。
カビと菌の違いはあまり知られていませんが実はカビは菌の仲間となっています。カビの中でも有益なカビと有害なカビに分けられ、有益なカビは発酵食品や抗生物質を作る時に用いられ私たちの日々の生活に役立っていますが、有害なカビは住宅などを劣化させたり、健康被害を与える場合もあります。
カビは至る所に存在し、湿度や温度、酸素、有機物といった条件に合えば菌糸体へと成長しカビが発生します。特にカビは湿度を好む性質なので、湿度80%以上の場所であればカビの発生に繋がります。カビは食品意外にもハウスダストなど様々な所に分布します。
よく食品にカビが発生した際に、カビが生えている部分だけを取り除けば大丈夫と思われることが多いのですが、結論から言うとカビの部分だけを取り除いても基本的には食べられません。
なぜなら、すでに食品に発生しているカビは内部まで菌糸が成長していると考えられ、健康被害を与える可能性があるからです。

中には目に見えないカビも多いので、食品にカビが発生した際は食べないようにしましょう。

食べられるカビ

食べられるカビ
カビの種類は数えきれないほど存在し中には害のあるカビもありますが、私たちの食生活に役立っているカビも多く存在します。
まず”コウジカビ”と呼ばれるカビは、主に醤油や清酒、味噌、鰹節の製造に使われています。また、チーズの製造によく使われる”アオカビ”は、ペニシリンという抗生物質の製造に役立っています。
よくお酒を作る際に用いられる”酵母”という言葉を聞いたことがあるかと思いますが、”酵母”とは真菌類の中でも通常の形態が単細胞であるものを指し、主に日本酒やワイン、パン、ビールの製造に使われています。
カビが行う発酵によって食品が美味しくなり、こうしてみると身近な食品にはカビを用いて作られている物がたくさんありますね。

当店では、すき焼き、しゃぶしゃぶをはじめ、様々な旬の食材を使った料理をご用意しております。

ぜひ一度当店自慢の料理をお召しあがりになってみてはいかがでしょうか。皆様のご来店心よりお待ちしております。

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