ブログ銀座三丁目店

サトイモの特徴

サトイモは、スーパーに行くと必ず目にする家庭料理でも定番となっている食材ですが、購入する際の選び方をご存知でしょうか?

今回は、秋の味覚「サトイモ」についてお話させていただきます。

サトイモとは

サトイモ
一般的に「サトイモ」と呼ばれているものは、サトイモ科の植物の塊茎(かいけい)と肥大した地下茎の総称のことを指しています。この肥大した地下茎が、主に食用とされているのです。
サトイモの原産国は、インド東部からインドシナ半島の地域で、現地では「タロイモ」と呼ばれています。日本におけるサトイモの歴史も古く、縄文時代にさかのぼります。ジャガイモやサツマイモが今のようにあまり一般的ではなかった江戸時代までは、サトイモが芋の主役であったともされているのです。

サトイモの成分・効用とは

サトイモには、カリウムが多く含まれているため、余分な塩分を排泄したり、高血圧にも効果があるとされています。また、コレステロールの生成を抑制する成分も含まれていることから、動脈硬化の予防にも期待されているのだそうです。

ちなみに、サトイモを素手で触ってしまうと手が痒くなる場合がありますよね。これは、「シュウ酸」という成分がによるものです。シュウ酸という成分は、刺のような形の結晶になっているため、これが皮膚に刺さり、かゆみを引き起こすのです。また、シュウ酸はエグミの原因にもなります。

サトイモの選定や保存方法

サトイモ
サトイモを選ぶ際は、ふっくらと丸みがあり、表面に傷が無いかどうかをチェックしましょう。
また、手に持った時にずっしりとした重みを感じるものがおすすめです。逆に、手に持った時に軽かったり柔らかくなっているものは、避けましょう。さらに、古い物だとカビ臭くなる事がありますので、臭いも確認してみてください。

サトイモを保存する上で最も大切なことは、冷蔵庫には決して入れないことです。
サトイモは暖かいところで採れるものなので、冷蔵庫で保存していると低温障害を起こしてしまい、痛みやすくなってしまうのです。また、保存する際に周りの土を綺麗に洗い落としてしまうと乾燥し、品質の低下が早まってしまいます。ですので、保存する際は土がついたまま新聞紙などに包んで、風通しの良い冷暗所に置いておきましょう。
また、表面に傷が付いていると、そこから傷みが進んでしまいますので、なるべく早く使いましょう。

サトイモの皮を剥く際は、一度よく水洗いをし、乾かしたものを包丁でむきます。水にぬれたままだと、サトイモ特有のぬめりがあるため、非常に剥きにくく、手を切ってしまう危険もあります。

サトイモを使用したお料理

東北の秋の風物詩である「いも煮」の作り方をご紹介します。
材料は、下記の通りです。
里芋 200g 牛バラ肉 100g 長ねぎ 1/2本 ごぼう 1/4本 しらたき 50g まいたけ 50g
醤油 50ml 砂糖 大さじ2 酒 大さじ2 水 600ml 昆布 5cm1枚

まず、下準備として里芋をむき、分量外の塩をまぶして流水で洗い、ぬめりを取ってから下茹でしましょう。
鍋に分量の水と昆布を入れて、そのまま少し置いておきます。
ごぼうはささがきにして水にさらし、まいたけは食べやすくほぐして、長ねぎは斜め切りにします。
しらたき、牛肉は食べやすい大きさに切っておきましょう。
鍋にごぼう、里芋を入れ火にかけて、里芋が柔らかく煮えたら、昆布を取り出してしらたき、まいたけ、牛肉を加え調味料で味付けします。最後の仕上げとして長ねぎを加えてサッと煮たら、「いも煮」のでき上がりです。

牛肉のうまみが汁全体に溶け込んだ甘じょっぱい汁は、何とも言えないおいしさです。
ぜひ、この機会にご家庭でも作ってみて下さい。

 

当店では、すき焼き、しゃぶしゃぶをはじめ、様々な旬の食材を使った料理をご用意しております。
是非一度当店自慢の料理をお召しあがりになってみてはいかがでしょうか。

 

皆様のご来店心よりお待ちしております。

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