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麩饅頭は夏の和スイーツ

麩饅頭という夏にぴったりな和菓子を、みなさまご存知でしょうか?暑い夏には、アイスやかき氷などの冷たいスイーツが食べたくなりますが、のど越しが良くさわやかな香りを楽しむことができる麩饅頭も、夏におすすめの和スイーツです。

本日は、今の時期におすすめの「麩饅頭」についてお話させていただきたいと思います。

麩饅頭とは?

麩饅頭
麩饅頭とは、生地が生麩(なまふ)できており、中にはあんが包まれている和菓子です。生麩によるモチモチの食感に加えて、つるんとしたのどごしが、暑い夏にぴったりなのです。
麩饅頭の周りは笹の葉に包まれているため、笹の葉のさわやかな香りまで楽しむことができ、夏に嬉しい清涼感も感じることができます。独特のモチモチとした食感と弾力の秘密は、麩饅頭の皮に使用されている生麩になるのですが、生麩とは一体どのような食材なのか、ご存知でしょうか?

生麩について

生麩
麩饅頭の皮の部分に使用されている生麩は、高タンパクであるにもかかわらず、ダイエット中の方に嬉しい低カロリーな食材です。精進料理にも欠かせない食材として知られ、京都を訪れると目にする機会が多いかと思います。
生麩は、小麦粉のグルテンと餅粉によってできています。グルテンとは、小麦の種の中に蓄えられている栄養素の一つで、アミノ酸からできているタンパク質のことです。
生麩には脂質が含まれていないため非常に消化が良く、タンパク質が豊富に含まれているため、ヘルシーな食材だとされています。ただし、グルテンに関してはアレルギーのある方もいらっしゃいますので、小麦粉アレルギーの方は生麩は避けた方がいいでしょう。

生麩は、麩饅頭の他にも煮物や田楽などといったお料理にも使用できる優秀な食材ですので、ぜひご家庭でも独特のふわモチ食感を楽しまれてはいかがでしょうか。

生麩を手作りする方法

実は、生麩に使用されている材料は、強力粉・塩・白玉もち粉・水と、とてもシンプルなので、ご家庭でも作ることが可能です。
【材料】
強力粉200g・水150cc・塩少々・白玉もち粉50g

【作り方】
まずは、強力粉に塩少々を加えて、水を少しずつ足していきながら生地をまとめていきます。
生地がまとまってきたら、1時間ほど寝かせましょう。
1時間ほど寝かせたら、次は20分ほど水をつけながらもみほぐしていきます。
もみほぐしていくと、粘りが出てきます。(グルテンが生成されているという証拠です)
15分程度冷蔵庫で再び寝かせ、出てきた水を捨てて再度もみほぐしていきます。
そこへ白玉もち粉を加えてフードプロセッサーにかけて、冷蔵庫で1時間ほど寝かせましょう。
その後、お好みのサイズに切ってお湯でゆでたら完成です。

生地をまとめて寝かせる作業は、パン作りにも少し似ていますよね。
ぜひ、ご家庭でも作ってみてはいかがでしょうか。

当店では、すき焼き、しゃぶしゃぶをはじめ、様々な旬の食材を使った料理をご用意しております。

ぜひ一度当店自慢の料理をお召しあがりになってみてはいかがでしょうか。皆様のご来店心よりお待ちしております。

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