ブログ銀座店

2019.5.29

蔓菜(つるな)という野菜をご存知でしょうか?

蔓菜(つるな)という野菜を、みなさんご存知でしょうか?クセがなく様々なお料理に使用することができるので、小さなお子様からお年寄りまで美味しく食べることができる野菜なのです。

本日は、蔓菜についてお話させていただきたいと思います。

蔓菜(つるな)とは

蔓菜
冒頭でもご紹介したように、蔓菜はクセがなく、比較的誰でも美味しく食べることができる野菜です。
海岸の砂地に生息していることから、「海岸に生えるほうれん草」とも言われています。
古くから食用としてはもちろん生薬としても使用されてきた蔓菜は、沖縄では「はま菜」とも呼ばれているのだそうです。

やや肉厚の葉で、その表面には細かい粒状の突起が覆っているのが特徴的です。
若くて伸びて間がない柔らかい部分を食用として収穫するのですが、調理する際は下茹でするなどの加熱調理すると、クセや青臭みがなくシャキシャキの歯ごたえを楽しむことができます。

蔓菜は、日本だけでなくアジアの他の地域やオセアニア、南米の太平洋側などとても広い地域に生息しています。
日本だと、4月の下旬ごろに黄色い小さな花が咲き、5月頃から10月頃の時期に収穫される夏野菜なのです。

蔓菜の栄養価について

蔓菜には、カロテンやビタミンK、鉄分などといったミネラルまで多くの栄養素が含まれています。
蔓菜に含まれているカロテンに関しては、クレソンと同じくらいの含有量なのだそうです。カロテンには、活性酸素を抑えたり動脈硬化を防ぐなどと言った効果がある他にも、皮膚や粘膜などの細胞を健康に保つ働きを持っています。

また、ビタミンKとは聞きなれない栄養素かもしれませが、血液を凝固させる働きがあるため、毛がなどをした時に役立つ栄養素なのです。さらに、ビタミンKにはカルシウムの吸収を良くする働きもあるため、成長期のお子様やお年寄りの骨粗鬆症予防にもおすすめです。

蔓菜を使ったお料理

蔓菜
蔓菜には、少量ではありますがシュウ酸が含まれていますので、調理する際はさっと下茹でしてから使いましょう。
炒め物やおひたし、天ぷらなどといった様々なお料理にして味わうことができます。

■蔓菜のお浸し
まずは、鍋に水を入れて沸騰させて、そこへ塩を少々加えます。
沸騰したら、そこへ蔓菜を入れて、1分半程度茹でましょう。
茹でたら水気を十分切り、食べやすい長さに切り分けます。
あらかじめ混ぜ合わせておいた、だし汁、醤油、みりん、ごまと、茹でた蔓菜と合わせます。
1時間程度おいて味をなじませたら、完成です。

他にも、みそ汁やすまし汁といった汁ものや、炒め物やパスタの具材にするなど、いろんなお料理に使用することができます。
蔓菜が手に入ったら、ぜひみなさまもご家庭で作ってみてはいかがでしょうか。

当店では、すき焼き、しゃぶしゃぶをはじめ、様々な旬の食材を使った料理をご用意しております。
ぜひ一度当店自慢の料理をお召しあがりになってみてはいかがでしょうか。

皆様のご来店心よりお待ちしております。

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