ブログ銀座店

2019.3.5

皇居と離宮、御所について

皇居と離宮、御所は、どれも天皇が過ごす場所ではありますが、その用途の違いをそれぞれご存知でしょうか?知っているようで意外と知らないという方もいらっしゃるかと思いますので、本日は、皇居と離宮、御所についてお話させていただきます。

皇居について

皇居
皇居とは、天皇が日常的にお過ごしされる場所で、古くは「宮城(きゅうじょう)」や「皇宮(こうぐう)」とも呼ばれていました。「皇居」と呼ばれるようになったのは、実は現在の皇居からなのです。

皇居内には、天皇皇后両陛下がお住まいになる御所をはじめ、さまざまな行事を行う宮殿や宮内庁関係の庁舎に加え、紅葉山御養蚕所などの建物や皇居東御苑があります。
現在の皇居が位置している場所は、古くは江戸城(徳川幕府の居城)がありました。現在の場所に皇居が移転したのは、明治時代の初期の頃で、それまでの長い期間は奈良や京都にありました。

皇居の広さはなんと東京ドーム約25個分もあり、その中の皇居東御苑と北の丸公園、皇居外苑と一部の施設は一般に公開されているため、お散歩やランニング、ウォーキングなどで利用することができるのです。
皇居外苑とは、お濠で囲まれている皇居や皇居東御苑、北の丸公園の周囲のことを言い、休日はもちろん平日でも多くのランナーが走っている姿をみかけることができます。また、最近では海外からの観光客も多く、二重橋や桜田門、和田倉噴水公園などの見どころもたくさんあります。

都会の真ん中とは思えないほどの美しい緑に囲まれている環境ですので、お天気の良い日にお出かけしてみてはいかがでしょうか?

離宮について

浜離宮恩賜庭園
離宮とは、皇居とは別の場所に設けられた宮殿のことです。どのような場合に使用されるのかというと、例えば、皇太子が成人したり結婚して天皇とは別の住居で暮らすことになった際や、別荘や避暑地、静養地などとしても設けられます。
かつては、赤坂と青山、霞ヶ関、浜、芝、桂、修学院、二条、名古屋、函根、武庫の11が離宮と呼ばれていましたが、青山離宮に関しては貞明皇后のお住まいとして再び「青山御所」と呼ばれるようになり、桂離宮と修学院離宮に関しては皇室の別邸として残されました。その他の桂離宮、赤坂離宮、二条城、浜離宮恩賜庭園に関しては、現在では皇室の管轄ではなく公共の施設として使用されています。

御所について

御所
御所とは、天皇もしくは、上皇、三后、皇子が日常的にお住まいになる場所を言います。現在では、「東京の大宮」、「東宮各御所」、「京都の京都」、「京都大宮」そして「仙洞各御所」がありますよね。

現在は東京の皇居内の御所と赤坂御用地内の東宮御所の2つの御所がお住まいとして使用されています。

当店では、すき焼き、しゃぶしゃぶをはじめ、様々な旬の食材を使った料理をご用意しております。
ぜひ一度当店自慢の料理をお召しあがりになってみてはいかがでしょうか。

皆様のご来店心よりお待ちしております。

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