玉地蒸し

暑い日が続いておりますが、皆様如何おすごしでしょうか？

今回は今月の会席のお献立玉地蒸しについてご紹介いたします。

・玉地蒸しとは？

玉地蒸しとは？名前の由来の通り玉子と地（出汁）を合わせて蒸した料理のことです。

簡単に言うと、具のない茶碗蒸しのことを指します。

新鮮な玉子と香りの良い出汁を使い蒸したお料理なので、ごまかしが効かないシンプルなお料理です。

・瓢喜の玉地蒸し

ただ今の季節、京都 瓢喜では、会席料理にて鮑を鋳込んだ玉地蒸しをご用意しております。

玉地蒸しの上に銀あんをはり、香りに青ゆずを添えております。初夏にふさわしい爽やかなお料理となっています。

ぜひお試しくださいませ。

また、季節によって様々な旬の食材を使い玉地蒸しを提供しております。それぞれの旬の食材を玉地蒸しとともに感じていただけると幸いです。

・簡単な作り方

ご家庭で作るのは少々難しく素が入ってしまうこともあるかとは思いますが、実は電子レンジでも作ることができます。

玉子1個に対して出汁を150cc入れてよくかき混ぜ、塩、醤油などで味付けします。それをザルなどで濾して口当たりをなめらかにします。

濾したものを器に入れて、ラップをして、ラップに何箇所か穴を開けます。

電子レンジの設定を弱にして、15分から20分くらいレンジにかければ出来上がりです。よろしければ一度お試しください。

次回もお楽しみに！

瓢喜銀座本店　　松本