ブログ銀座店
清見タンゴールは春が旬のみかん
清見タンゴールとは、みなさまもお馴染みのデコポンなどといった春みかんの土台となった品種のみかんです。
本日は、清見タンゴールについてお話させていただきたいと思います。
清見タンゴール
清見タンゴールとは、温州ミカンと外国産のトロビタオレンジを交配させたもので、約20年ほど前から市場に流通している品種のみかんです。
外側の皮が厚めであるため、多少剥きづらいと感じるかもしれませんが、程よい酸味と甘みに加えて、とろけるような食感が人気の理由の一つです。また、種がないため、食べやすい所も嬉しいですね。
清見タンゴールが多く出回る旬の時期は、2月~5月だとされています。ハウス栽培や露地栽培によって栽培されているのですが、産地によって一般的な旬よりも少し早い1月下旬から出回ることもあります。露地栽培されるものは、越冬させるために樹上で一つずつ丁寧に袋がけされます。ご想像の通り、これは非常に手間のかかる作業なのですが、樹上で完熟させることによって、より甘くおいしく育つため、このように手間暇かけられているのです。
外国産のオレンジほど皮は分厚くありませんが、やはり包丁などでカットして食べるのがおすすめです。清見タンゴールをご家庭で食べる場合は、八つ切り(スマイルカット)にしていただきましょう。
他のかんきつ類と同様に、清見タンゴールには多くのビタミンCが含まれています。さらに、ビタミンAやビタミンE、食物繊維も豊富ですので、美容や健康に嬉しい効果があるとされています。
清見タンゴールの子供たちとは?
清見タンゴールは春みかんの土台となった品種のみかんだということを冒頭でも触れたとおり、この清見タンゴールを元にしてできた新しい品種はたくさんあります。今回は、その中のいくつかを取り上げてみたいと思います。
■デコポン
スーパーや八百屋さんなどでも多く見かけるデコポンは、定番人気の品種ですよね。デコポンは、清見タンゴールとポンカンを掛け合わせて作られた品種のみかんです。
■せとか
「せとか」は、瀬戸内海で開発されたことから、この名がつきました。清見タンゴールに、アンコールとマーコットを掛け合わせて作られた品種のみかんで、酸味と甘みが程よく上品な味わいが特徴です。
■あまか
「あまか」は、清見タンゴールに、アンコールを掛け合わせて作られた品種です。形は、清見タンゴールの親である温州ミカンに似ていて、皮が剥きやすいのが特徴です。アンコールの香りが漂い、ジューシーな味わいが人気です。
今が旬の清見タンゴール。見かけたらぜひみなさまもその味わいを楽しんでみてはいかがでしょうか。
当店では、すき焼き、しゃぶしゃぶをはじめ、様々な旬の食材を使った料理をご用意しております。
ぜひ一度当店自慢の料理をお召しあがりになってみてはいかがでしょうか。
皆様のご来店心よりお待ちしております。