ブログ銀座店

2017.12.23

牡蠣は海のミルク

海のミルクとも呼ばれるほど栄養価の高い牡蠣は、カキフライや鍋料理はもちろん、生食でもおいしくいただくことができますよね。そんな牡蠣の特徴や産地について、みなさまご存知でしょうか。

本日は、牡蠣についてお話させていただきたいと思います。

牡蠣の特徴

牡蠣
カキは、カキ目に属する種の二枚貝の総称です。「カキ」という名は、海の岩から「かきおとす」ということから、そう呼ばれるようになったとされています。カキは、古くから世界各地の沿岸地域にて食用はもちろん、薬品や化粧品、建材としても利用されているのです。

カキは、主に炭酸塩鉱物の方解石からなる殻を持っているのが特徴で、食用としておなじみの「マガキ」や「イワガキ」などの大型種がよく知られていますが、食用とはされない中型から小型の種も実は数多くの種類があります。どの種類のカキも、岩や他の貝の殻など硬質の基盤に着生するのが一般的ですが、付着するところは必ずしも岩である必要はないため、小さな岩片や他の貝殻も利用されることもありますが、なんと泥底にも対応する場合もあるのです。

海上を走行する船にとっては、船底に着生する固着動物は大敵とされていますが、カキもその代表的な生物とされているのです。
マガキは、干潮時になると水面上に場所に住む場合も多いのですが、体内には多くのグリコーゲンを蓄えているため、水がない環境でも1週間程度は生存すると言われています。また、着生するとほとんど動かないため、筋肉が退化したことで体のほとんどを内臓が占めているそうです。

牡蠣の産地

牡蠣
少し古いのデータではありますが、日本における2014年のカキの水揚げ量は、183,685トンだったとのことです。
その内訳は広島県が116,672トン(シェア約64)%、宮城県が20,865トン(シェア約11%)、岡山県が16,825トン(シェア約9%)、そして兵庫県、岩手県、三重県と続きます。
また、輸入される牡蠣も多く、同年の海外からの輸入量は14,892トンで、その93%は韓国から輸入したものだそうです。

 

食材としての利用

牡蠣の食用としての歴史は非常に長く、世界中で人類が親しんできました。牡蠣には、グリコーゲンのほかにも必須アミノ酸をすべて含むタンパク質をはじめ、カルシウムや亜鉛などのミネラル類など、豊富な栄養素が多く含まれるため、「海のミルク」とも呼ばれます。
みなさんご存知の通り、カキフライのような揚げものや、鍋物の具、新鮮なものであれば網焼きや生でも多くの人々に楽しまれています。

牡蠣をいただく際に注意したいのが、カキの殻の表面の剃刀の刃のようなところで手を傷つけないようにするという点です。牡蠣を生食でいただく時は、軍手などの手袋を用いることをおすすめします。

牡蠣を網焼きや生食でいただく際には、身だけでなく汁までおいしく楽しみましょう。多くの人はカキの「身」だけに栄養があると考えていますが、殻の中の海水を含む汁にも実は多くの栄養素が含まれているのです。

また、牡蠣の主な食べ方としては、生食が挙げられますよね。
生食でいただく場合は、カキの殻の合わせ目からナイフ状のヘラを差し込んで、身をつまみ出して食べます。レモン汁や食酢、タバスコなどを使用した酸味のある調味ダレを添えても、おいしくいただくことができます。
焼きガキにしていただく際は、殻がついたままのカキを網の上で焼き、殻が開いたら食べます。牡蠣を焼く際のコツは、平らな面をまず焼くことで、貝の汁を残してうまく開けることができます。

牡蠣は、「海のミルク」とまで呼ばれる栄養豊富な美味しい食材ですので、是非お召し上がりになっていただきたいものです。

 

当店では、すき焼き、しゃぶしゃぶをはじめ、様々な旬の食材を使った料理をご用意しております。是非一度当店自慢の料理をお召しあがりになってみてはいかがでしょうか。

 

皆様のご来店心よりお待ちしております。

< 戻る

WEB予約はこちら

お電話でのご予約

銀座本店

03-6228-4313

西麻布店

03-6804-5113

赤坂店

03-6277-6270

八重洲店

03-5204-8067

京橋店

03-3538-5795

新橋店

03-5510-9033