日本の三大和牛について

今回のテーマは日本の三大和牛についてです。三大和牛といえばどの銘柄を思い浮かべるでしょうか？

多くの人は近江牛、神戸牛、松阪牛、などを思い浮かべると思います。
他にも米沢牛や前沢牛などを指す場合もあります。厳密には三大和牛と言っても正式な銘柄は決まっておらずそれぞれが三大和牛と名乗っている状態です。

では、それぞれの牛について少し説明していきたいと思います。
最初に近江牛ですが、その歴史は古く約400年ほど前の江戸時代からと言われています。
現在の定義と致しましては、豊かな自然環境と水に恵まれた滋賀県内で最も長く飼育された黒毛和種となっております。中でも特に品質の高い選りすぐりのものを認証近江牛としています。

味の特徴としては霜降り度合いが高く、芳醇な香りと柔らかさでとろける様な美味しさと言われています。正にすき焼きやしゃぶしゃぶと相性抜群ですね。次に神戸牛ですが旧来の正式名称は神戸ビーフ、又は神戸肉と呼んでいましたが、今は一般的に神戸牛と呼ばれています。

その定義はとても厳しく日本一厳しいと言われています。
内容としては兵庫県産の但馬牛のうちメスの未経産牛、オスの去勢牛の中からBMS値や、枝肉重量、などの複数の基準値を全て満たして神戸牛を名乗れます。

肉の特徴としてはきめ細かく美しい霜降りと言えます。又赤身も肉繊維が細かく上品な甘さがあります。
上質な霜降りな為脂のしつこさ等も無くどんどん食が進みます。最後に松阪牛ですが、三重県松阪市及びその近郊で肥育された牛とされています。

特徴と致しましてはきめ細かい霜降り、低い温度でとろける脂肪です。その為口に入れると舌の上でとろける様な美味しさと言われています。手短にでしたが三大和牛についてお話させていただきました。どの銘柄もとても美味しいのでぜひお召し上がりになっていただきたいと思います。

現在、当店では近江牛、神戸牛のコースをご用意しております。
贅沢ではありますが銘柄牛の食べ比べなどもいかがでしょうか？
お肉に合う季節のお料理もご用意させて頂いております。ぜひ、ご来店くださいませ。

ご予約はこちらから：https://yoyaku.toreta.in/hyoki-ginza7/#/

瓢喜銀座本店
料理長 笠松