ブログ銀座店

2019.5.28

山科なすの「もてなすくん」をご存知でしょうか?

山科なすという京都の伝統野菜をご存知でしょうか?一時は流通が進まず地元京都でしか消費されなかったという時代もありましたが、さまざまな方の努力によって、近年注目を集めている京野菜の一つなのです。

本日は、山科なすについてお話させていただきたいと思います。

山科なすについて

山科ナス

山科なすとは、古くから京都府の東部に位置する山科地区で栽培されてきたなすで、京都の伝統野菜の一つでもあります。もともとは、同じく京都で生産されてきた「もぎなす」と言う品種が改良されたものなのだそうです。
明治以降に京都の各地で栽培されるようになり、やがて京都市内で栽培されるナスの半数以上を占めるほどにもなりました。しかし、山科ナスは栽培するのが難しかったり、皮が薄く肉質が柔らかいため、収穫後に変色しやすいなどと言った理由から、それ以上は広まらなかったのだそうです。
しかし、近年では京都の伝統野菜が注目されるようになったり、山科ナスをモチーフにしたゆるキャラの「もてなすくん」の活躍もあり、その勢いを取り戻しているのです。

ナスの選び方について

山科ナス
スーパーや八百屋さんなどでナスを買う時、みなさんはどのような点をチェックして選んでいますか?
ナスを購入する際は、表面の張りとツヤに注目してみましょう。ハリがあってツヤがあるものは、鮮度が良いという証拠になります。
また、へたの部分のトゲもチェックしてみましょう。触った時に痛いと感じるようなものも、鮮度が良いナスだと言えます。加えて、手に持った時にずっしりとした重みを感じられるものは、美味しいナスです。

ナスをご自宅で保存する際、冷蔵庫だと低温障害を起こして硬くなったり傷んでしまいますので、あまりおすすめできないのです。なぜなら、ナスは暖かい時期に捕れる野菜ですので、冷えすぎる場所は苦手なのです。購入したら、冷蔵庫ではないあるべく涼しい場所で保管し、できるだけ早く使いましょう。

山科ナスを使ったお料理

山科ナスは、シンプルなお浸しや焼きナス、天ぷらなどさまざなま調理方法で味わうことがでます。
そんな中でも、特におすすめの食べ方が「蒸しナス」です。

まず、ナスの皮をピーラーでむいて、水にさらしておきます。
もし、長すぎて鍋に収まらない場合には、適当な大きさに切っておきましょう。
蒸し鍋にはあらかじめ水を張って、沸かした状態にしておきます。
そこへ先ほどのナスを並べて蓋をし、20分程度蒸しましょう。
蒸しあがったナスは、食べやすいように切り分けます。
生姜やポン酢で食べるのもいいですが、冷やして食べるのもこれからの暑い時期におすすめの食べ方です。

簡単ですので、ご家庭でもぜひ作ってみてはいかがでしょうか。
「あと一品欲しい」なんて時にも、ぴったりですね。

当店では、すき焼き、しゃぶしゃぶをはじめ、様々な旬の食材を使った料理をご用意しております。
ぜひ一度当店自慢の料理をお召しあがりになってみてはいかがでしょうか。

皆様のご来店心よりお待ちしております。

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