ブログ銀座店

2021.8.2

味わい深い、自然薯(山芋)・長いも

「山芋」は、長芋・大和芋・自然薯を含むヤマノイモ科の芋の総称です。自然薯も長芋も、同じヤマノイモ科・ヤマノイモ属の野菜です。
イモの世界では珍しく、生でいただくことができるのが特徴です。

本日は、「自然薯(山芋)と長いも」についてお話しをさせていただきたいと思います。

ヤマノイモ

自然薯(山芋)

「自然薯(じねんじょ)」は、「日本の山に自然に生えているイモ」だから「自然薯」と呼ばれているとの説もあります。山芋の仲間でも、日本原産のものはこの自然薯だけです。

 

古来より滋養強壮食として珍重され「山芋の王様」として、独特の風味と強い粘りを持つため、多くのファンがいらっしゃいます。

この自然薯は、栽培が難しく、収穫までに時間もかかり、連作を嫌うこともあって栽培農家も少ないため、流通量が少ない品種の山芋です。

 

食べ方としては、「とろろ汁」にするのが一般的です。

他の山芋よりも強い粘りがあり、すりおろすと箸でつかめるほどです。だしを加えてとろろにしても、その香理が生きています。

とろろ

その他の召し上がり方としては、生のまま柵切りにしてお刺身のようにする、生のまま海苔に挟んで、磯辺揚げなどにしたりすることもできます。

長いも

「長いも」は、長い棒状をしていて、最も一般的に流通している山芋です。他の山芋より水分が多く、粘り気は少なめで、すりおろすとサラサラしており、淡白な味わいです。

 

すりおろして、とろろ汁にしたり、山かけにするほか、細めに切り、酢の物やサラダに入れると、サクサクとした食感を楽しめます。

 

加熱するのもおススメです

また山芋類は、熱を加えてもまた違った味わいを楽しんでいただけます。

 

生で食べられる珍しい芋であると先ほどご紹介いたしましたが、消化酵素であるジアスターゼを含んでいることで、でんぷんの一部が分解されるため、生で食べても胃にもたれないのです。

 

 

山芋に含まれる消化酵素は、とても熱に弱いので、ネバネバと共に栄養素も失われてしまうので、栄養面からは生のまま食べるのがお召し上がりいただくのがよろしいかと存じます。

 

 

とはいえ、加熱することで、生とは違ったおいしさを楽しむことができるの山芋類の魅力です。

主成分であるでんぷんに熱が加わると、食感が変わって味わいがさらに豊かになります。

 

 

長いもであれば、加熱の程度によって、サクサクからコリコリ、ホクホクへと食感もうまみも変わっていきます。

焼き料理として・・・輪切りにしたソテーや炒め煮、ステーキなどに。

 

自然薯(山芋)であれば、すりおろしたものを加熱すれば、ふんわりとした味わいも楽しめます。

とろみのある食感がふわふわ、モチモチに変わります。揚げものやグラタン、お好み焼きのつなぎなどにも大活躍してくれます。

 

 

当店では、すき焼き、しゃぶしゃぶをはじめ、様々な旬の食材を使った料理をご用意しております。

ぜひ一度当店自慢の料理をお召しあがりになってみてはいかがでしょうか。皆様のご来店心よりお待ちしております。

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