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吉田神社の節分祭り

毎年節分に吉田神社で行われる、「節分祭り」をご存知でしょうか?多くの参拝客で賑わうお祭りで、節分祭が行われる3日間は「大元宮内特別参拝」も行われます。

今回は吉田神社の節分祭りをご紹介していきたいと思います。

吉田神社と節分祭り

追儺式
平安京の鎮守神として創建された吉田神社は、京都府京都市左京区吉田神楽岡町の吉田山にある神社で、「厄除開運」や「家内安全」、「良縁」などで有名です。
吉田神社で行われる節分祭は、室町時代に開始されて以来、京都の一大行事として毎年多くの人が参拝しているのです。
吉田神社での節分祭りは3日間にわたり、邪気や厄を除き幸福と平和な生活を願います。特に、2月2、3日には境内周辺に約800店の露店も出店するため、非常に賑やかなになります。

 

節分祭りとはどんなお祭りなのか

火炉祭
吉田神社の節分祭りは、節分の全後の3日間に渡って行われ、例年約50万人の参拝者で賑わいます。

節分祭りはまず、一日目の午前8時くらいから「疫神祭」が行われ、疫神に「荒ぶる事なく山川の清き地に鎮まる」事を祈り奉るため、門外に向かって祭事が斎行されるのです。

続いて「追儺式」が午後6時に本宮にて行われます。追儺式は、それぞれ怒り・悲しみ・苦しみを表している赤・青・黄の三匹の鬼を、方相氏が退散させる儀式です。方相氏とは、中国から伝承された四つ目で角が生えた鬼を追い払う鬼神のことです。
これは、鬼には「悪い鬼」と「良い鬼」がいると信じられていたためだと言われています。
方相氏が、赤・青・黄の三匹の悪い鬼を追い払うことで、人々は怒りや悲しみ、そして苦しみから開放されると信じられてきたのです。
最後は、破魔矢を射て疫鬼を退散させます。
この追儺式は「鬼やらい」とも呼ばれ、多くの人々に親しまれています。

平安朝の初期から毎年宮中で行われていたものを古式に則って伝承・継承されていて、古くからの趣を現在に伝える数少ない神事の一つだと言われているそうです。
この儀式は、平安京鎮護の神として、また、全国の神を祀る社として、鬼を追い払い人々の不幸を除いて幸福と平和な生活を願うものなのだそうです。

そして、二日目の午後11時より行われるのが、「火炉祭」です。
火炉祭とは、参拝者が神社に納めた古札・お守りなどを浄い火でお焚きあげし、そこに宿っていた神霊を元の座にお還しするという意味を持つ儀式です。このお焚きあげの炎は、参拝者に無病息災をもたらすとも言われています。

 

大元宮内特別参拝

先程ご紹介した三つの儀式の他に、「大元宮内特別参拝」と呼ばれるものがあります。
吉田神社の境内にある斎場所、大元宮という場所がありますが、そこは儀式を執り行うための浄い場所とされているため、普段はごく限られた日を除いて、一般参拝客が立ち入ることはできません。
しかし、節分祭の3日間はここが特別公開されるのです。大元宮には、延喜式に記されている全3132の神様が祀られているのです。
つまり、平安時代の日本にいたとされる全国の神様全員をお祀りしている場所というわけです。ここを参拝すると、全国の神社をお参りしたのと同じご利益が得られるとされています。

この期間だけの特別公開なので、みなさんも是非一度参拝してみてはいかがでしょうか。
節分祭りは、とても賑やかな祭りなのでかなり多くの数の屋台も出ます。
さらに、地元商店街の出店や近隣農家さんの新鮮野菜なども出店されています。

さて、当店でも皆様を幸せにできるおいしい料理を数々ご用意しております。心からのおもてなしに自信を持っておりますのでご満足していただけること間違いないかと思います。

皆様のご来店心よりお待ちしております。

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