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万願寺唐辛子のご紹介

みなさん、トウガラシの王様とも呼ばれている「万願寺唐辛子」をご存知でしょうか?唐辛子といっても、万願寺唐辛子は柔らかくて甘味がある上に種が少ないので食べやすいのが特徴です。

本日は、万願寺唐辛子についてお話させていただきたいと思います。

万願寺唐辛子とは

万願寺唐辛子
万願寺唐辛子は、京都府舞鶴市を発祥の地とする京野菜の一つです。地元では、万願寺唐辛子のことを「万願寺」または「万願寺甘唐」とも呼ばれています。万願寺唐辛子の収穫、出荷時期は、5月上旬~9月中旬とされています。

万願寺唐辛子は、大正末期~昭和初期にかけて京都府舞鶴市万願寺地区にて、「伏見系のトウガラシ」と「カリフォルニア・ワンダー系のトウガラシ」が交配されて誕生したと言われています。

万願寺唐辛子の果肉は大きくて分厚く、柔らかくて甘味があり、種が少ないため食べやすいのが特徴です。その大きさから、万願寺唐辛子は「とうがらしの王様」とも呼ばれているのです。

現在、万願寺唐辛子は発祥の地である舞鶴市の他にも綾部市、福知山市で生産されています。品質・量に特に優れているとして京都府が認証している「ブランド京野菜」にも指定されて、「万願寺甘とう」という商標登録で主に京都府内や大阪、関東圏に出荷されているのです。

 

万願寺唐辛子の栄養と効能

万願寺唐辛子には多くの栄養素が含まれていますが、特にビタミンCやカロテンが多い野菜として知られています。

ビタミンCは、疲労回復や風邪予防に効果があるとされています。水溶性であるため、なるべく火を通さない方が、ビタミンCも崩れにくいと言われています。
また、万願寺唐辛子に含まれるβカロテンは、抗がん作用があるとされています。βカロテンは、体内でビタミンAに変わるため、視力維持や、粘膜・皮膚の回復にも効果が期待できます。

さらに、万願寺唐辛子にはビタミンEも豊富に含まれています。日常的にビタミンEを摂取すると、動脈硬化や脳梗塞などの病気を予防することができます。
また、食欲増進効果のあるカプサイシン類も含まれているので、夏場のビタミン補給にピッタリな食材なのです。

 

万願寺唐辛子を使ったレシピ

万願寺唐辛子
今回は、「万願寺唐辛子の肉巻き」をご紹介したいと思います。

まず、万願寺唐辛子はヘタを切り取り、縦に少し切り目を入れたら中の種を取ります。
万願寺唐辛子に肉をクルクル巻きつけましょう。
熱したフライパンで、こんがりと焼き色がつくまで焼きます。
熱する際は、最初に継ぎ目を下にして焼くのがポイントです。
全面まんべんなく焼けたら、料理酒をふり、蓋をしてさらに弱火で5分加熱します。
フライパンの中の余分な油はキッチンペーパーなどで拭き取り、タレを絡めて出来上がりです。
簡単ですので是非作ってみてくださいね。おつまみにおすすめです。

続いては、「ナスと万願寺唐辛子と豚肉の炒め物」です。
まず、茄子は水洗いしてから乱切りにし、万願寺唐辛子は2〜3センチくらいに切ります。
椎茸は半分に切り、豚バラ肉は食べやすい大きさに切ります。
フライパンにサラダ油をひいたら、茄子を入れて強火で炒めて下さい。
火が通ったら一旦取り出し、そこで豚バラ肉、椎茸、万願寺唐辛子を入れて炒めます。
油がまわったら、砂糖、料理酒、醤油、みりんを加えて炒めて下さい。
そこへ茄子を戻し入れ、味噌を加えて炒めましょう。
1分ほど炒めたら、完成です。

白いご飯と相性抜群ですので、是非挑戦してみてください。
美味しい料理をたくさん食べて、夏バテすることなく猛暑を乗り切りたいものですね。

当店では、すき焼き、しゃぶしゃぶをはじめ、様々な旬の食材を使った料理をご用意しております。是非一度当店自慢の料理をお召しあがりになってみてはいかがでしょうか。

皆様のご来店心よりお待ちしております。

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