ブログ銀座店

2018.4.15

ズワイガニには栄養素が豊富です

ズワイガニは、鍋やお刺身など、いろんなお料理で楽しむことができますよね。カニと言えば、やはりズワイガニだと思いますが、実はズワイガニは私たちにとって嬉しい豊富な栄養源であることをご存知でしょうか?

本日は、ズワイガニについてお話させていただきたいと思います。

ズワイガニとは

ズワイガニ
ズワイガニは、全身が暗赤色をしていて、甲は膨らみがある三角形であるのが特徴です。

ズワイガニの「ズワイ」の由来は、細い木の枝のことを指す古語「楚(すわえ、すはえ)」がなまったものとされています。ちなみに、漢字では「津和井蟹」とも書かれます。

ズワイガニのオスとメスでは、大きさがあまりに違うため、漁獲される多くの地域で次のようにオスとメスに別の名前がつけられています。

オス:エチゼンガニ、マツバガニ、ヨシガニ、タイザ(タイザガニ)など。
メス:メガニ、オヤガニ、コッペガニ、コウバコガニ、セコガニ、セイコ(セイコガニ)、クロコなど。

食性は雑食性ですが、肉食性が強いため貝類や多毛類などを捕食します。また、海底に落ちた魚介類や海洋性哺乳類などの屍骸、脱皮した自分自身の殻まで食べてしまうのです。
産まれてから親ガニになるまでには約10年ほどかかり、産卵期は、初産が6 ~7月、経産が2 ~4月とされていますが、深海域に生息するため、脱皮、季節移動、寿命など生態の解明は十分におこなわれていないそうです。

タラバガニとの違い

一口に「カニ」と言っても、一般的にお料理でいただくカニには、「ズワイガニ」の他に「タラバガニ」もあり、その違いがあいまいな方も多いのではないでしょうか?
ズワイガニとタラバガニでは、根本的に生物学上の違いがあり、ズワイガニはその名の通りカニの一種ですが、タラバガニはヤドカリの一種なのです。そのため、ズワイガニの脚は全部で10本なのに対し、タラバガニの脚は8本と、見た目にも大きな違いがあることがわかります。
ズワイガニとタラバガニでは産地も異なり、ズワイガニの産地は主に兵庫県や鳥取県と西日本であるのに対し、タラバガニは北海道やロシア、ノルウェーなど北の海が主な産地なのです。
種類が違うということは、当然味や食感にも違いがあります。具体的には、ズワイガニは繊細な肉質で甘みや旨味が強いことが特徴ですが、一方のタラバガニは、食べ応えのあるぷりぷりの食感と大きな身が特徴です。

ズワイガニの栄養

ズワイガニ
ズワイガニには、ビタミンB1やビタミンB2、ナイアシンやビタミンB6など、私たちの健康と美容に役立つ栄養素が多く含まれています。

ビタミンB1:糖質の代謝を助けエネルギーをつくり出し、疲労回復に役立ちます。
ビタミンB2:細胞の新陳代謝を促進し、皮ふや粘膜の機能維持や成長に役立ちます。
ナイアシンやビタミンB6:皮ふや粘膜の健康維持をサポートしたり、脳神経を正常に働かせます。
パントテン酸:動脈硬化を予防しストレスをやわらげる働きがあります。
葉酸やビタミンB12:貧血を予防し、細胞の生まれ変わりや、新しい赤血球をつくり出すために欠かせないビタミンです。
アスタキサンチンや抗酸化ビタミンであるビタミンE:活性酸素の発生や酸化力を抑え、動脈硬化、皮膚や血管の老化を防ぎ、免疫力を高めてくれます。
カルシウムやリン、マグネシウム:骨や歯を構成するのに必要なミネラルです。
カリウム:疲労回復や利尿作用、高血圧の予防に役立ちます。

このように、ズワイガニは美味しいだけではなく、とても健康に良い食べ物と言えますね。

 

当店では、すき焼き、しゃぶしゃぶをはじめ、様々な旬の食材を使った料理をご用意しております。是非一度当店自慢の料理をお召しあがりになってみてはいかがでしょうか。

 

皆様のご来店心よりお待ちしております。

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