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ぜんざいの作り方
「ぜんざい」は、優しい甘さでほっとさせてくれる日本を代表するスイーツですが、「おしるこ」との違いをご存知でしょうか?辞書による定義によると、「ぜんざい」とは、善哉餅のことで、粒あんや濃いあんをかけたもの、「おしるこ」とは、汁上にした小豆あんに砂糖を加えて煮たものに、焼いた餅や白玉をいれたもの、とされています。しかし、実際のところはこれらの定義は日本全国で統一されていないため、関東と関西での地域差があるようです。
本日は、そんな「ぜんざい」についてお話させていただきたいと思います。
ぜんざいとは
「ぜんざい」は、小豆を砂糖で甘く煮た日本を代表するスイーツです。
焼いた餅や白玉団子、栗の甘露煮などと一緒に食べることが多く、優しい甘さが特徴です。
「抹茶ぜんざい」や「沖縄ぜんざい」など、お店やその地方によって様々なバリエーションがあります。
関東と関西で異なる「ぜんざい」と「おしるこ」の違いとは?
冒頭でも触れたように、「ぜんざい」と「おしるこ」との違いは日本全国で統一されていないため、関東と関西では認識が少し異なります。
関東での「ぜんざい」とは、持ちにあんをかけたものを指し、「おしるこ」は小豆の汁に焼いた餅や白玉を入れたものを指します。
一方の関西では、小豆を溶かした汁のことをを「ぜんざい」、小豆の汁に焼いた餅や白玉を入れたものを「おしるこ」と呼びます。
このように、関東と関西のぜんざいでは焼いた餅や白玉が入っているかということと、汁気が多いかどうかという点において呼び方が異なっているようです。
ぜんざいの作り方
基本的な作り方は・・・
①小豆を2回渋抜きし、3回目に茹でる際はしっかりと1時間ほど火を通します。
②ざる上げして汁を切り、砂糖と水を加えてじっくりと1時間程度炊きます。
①の渋抜きの前に、鍋に入れた小豆を一粒一粒見てみると、ものによっては一部変色した小豆などが混ざっていることもあります。もし、変色した小豆が混ざっていたら、取り除いてから渋抜きの工程に入ります。
ちなみに、小豆は浸水させておく必要はなく、鍋に小豆と水を一緒に入れてからすぐに火をかけてOKです。
また、①の渋抜きする際の水の分量は適当で大丈夫ですが、できるだけたっぷりの水で渋抜きしましょう。2回の渋抜きを行った後の3回目の渋抜きの際のゆで汁は、捨てずにそのまま柔らかくなるまで小豆を炊きます。
約1時間ほど炊くと、小豆は簡単に指でつぶせるぐらいの柔らかさになります。 ただし、小豆が新豆の場合は、柔らかくなるまでに1時間もかかりませんので、時々様子を見ることがポイントです。
砂糖の分量に関しては、かなりあっさりした甘みに仕上げたいのであれば150g、普通の甘味なら200g、かなり甘めにしたいのであれば、250gと、お好みに合わせて分量を決めましょう。甘みをあっさりとする場合(砂糖150g)は、小豆に甘みがつきにくいので、弱火で煮る時間を5分くらい延ばし、15分くらい煮たほうが、美味しく感じられる程よい甘さになります。
そして、ぜんざいに欠かせない焼き餅は、切りもちをオーブントースターなどでふっくら焼くなどして、炊きあがったぜんざいと一緒にお椀に盛り付けていただきましょう。
当店では、すき焼き、しゃぶしゃぶをはじめ、様々な旬の食材を使った料理をご用意しております。是非一度当店自慢の料理をお召しあがりになってみてはいかがでしょうか。
皆様のご来店心よりお待ちしております。