「母の日」のお話し

母への感謝を表す行事「母の日」、２０２１年の母の日は５月９日です。ところでみなさま、”母の日”はどのようにして誕生したのかをご存知でしょうか？
本日は「母の日」についてお話しをさせていただきたいと思います。

母の日の起源

母の日の起源には様々な諸説がありますが、１００年ほど前にアメリカで起きた出来事がよく知られており”母の日”という風習の起源だと言われています。
１９７０年５月１２日のこと。アメリカ・ウェストバージニア州でアンナ・ジャービスさんという女性が亡き母親を偲び、母が学校の教師をしていた教会で記念会をもち白いカーネーションを贈ったといわれています。アンナの母親への想いに感動した人々が母をおぼえる日の大切さを認識し、１９０８年５月１０日に４７０人の生徒と母親達が同教会へ集まり「母の日」を祝ったそうです。この時、アンナは参加者に母が好きだった白いカーネーションを手渡しました。この出来事がきっかけとなり日本やアメリカでは”母の日”の贈り物として”カーネーション”を贈る風習がついたといわれています。
その後、ウェストバージニア州の知事が５月の第二日曜日を母の日にすると宣言し、１９１４年には「母の日」がアメリカの記念日として５月の第二日曜日と制定されました。

世界の母の日

日本で最初に”母の日”のイベントが行われたのは明治末期頃といわれ、教会でお祝い行事が行われたことがきっかけとなり、徐々に民間へと広まっていったといいます。
また母の日にまつわる諸説が様々あるように国によって日付も異なり、日本ではアメリカと同じく「母の日」は毎年５月の第二日曜日であり、オーストラリア、香港、カナダ、台湾、オーストリア、ドイツ、シンガポール、マレーシアなども同じ日付となっています。ちなみに、フランスやスウェーデンでは５月の最終日曜日なのだそうです。
カーネーションを贈るという風習も国によって異なるかもしれませんが、日本では赤いカーネーションが定番色となっていますね。カーネーションの花言葉は”女性の愛”、”感覚”、”感動”、”純粋な感情”。赤いカーネーションの場合は”母への愛”、”母の愛”、”真実の愛”など、母への愛が込められた花言葉となっています。
是非母の日にはカーネーションを贈り、普段はなかなか言えない日頃の感謝を伝えてみてはいかがでしょうか？

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個室

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