ブログ銀座店
愛されている胡瓜
暑い日が続いておりますが、皆様如何お過ごしでしょうか?
今回は日本の食卓や、スーパーなどに多く見られる胡瓜にスポットをあてていきます。
目次
・胡瓜の由来
黄色い瓜、すなわち「黄瓜」が語源との説が有力だそうで、胡瓜は熟すと黄色くなり、
古く日本では、黄色くなったものを食用にしていたそうです。
・原産地と来歴
原産地はインド西北部と推定されているそうです。紀元前10世紀ごろには西アジアに定着。
ヨーロッパでは16世紀ごろ栽培が盛んになったそうです。
日本への渡来は10世紀以前。仏教文化とともに遣唐使によってもたらされたようなのですが、当初は薬用に使われていたようです。重要な野菜として定着したのは、江戸時代末期のことだそうで、明治末には栽培面積では、茄子に遠く及ばなかったそうなのですが、今やトマトと果菜類の収穫量の首位を競っているそうです。
日本人にすごく人気の食材になったのですね!
第二次大戦後は温室栽培が盛んになり、特に生食用野菜としての重要性から、周年流通するようになっています。ただし近年では食べ方のバリエーションが他の野菜と比べて少ないなめ、国内生産量は少しずつ減ってきているそうです。
漬物や、サラダなどに多く使われる胡瓜ですが、チャーハンに入れても美味しいですよ!
・特徴と種類
胡瓜にも様々な品種がありますが、大きく分けてブルーム(表面につく白い粉)のあるタイプ、ブルームレス(表面につく白い粉)のタイプとあります。ブルームタイプの胡瓜は見栄えが悪いとして嫌われる傾向にあり、ブルームレス胡瓜が長く主流として流通していました。現在でもブルームレスが流通の主流となっていますが、ブルームの胡瓜が見直されています。
皮の硬いブルームレスに対し、ブルームのある胡瓜は歯切れが良く、種子の粒が小さいのが特徴で、生食のほか漬物にも向いているそうです。中々お目にかかれませんが、見つけたら一度購入を考えてみてはいかがでしょうか!
日本のつけ合わせや造りのつまには、花が付いたまま収穫した「花丸きゅうり」が使われます。又、カット野菜に加工する場合いぼが多いと細菌が繁殖しやすくなるので、いぼのない品種も生み出されてなんかいます。
・胡瓜の下ごしらえ
胡瓜は、塩を振りかけて、板ずり(まな板の上に置いてゴロゴロ転がすこと)をすると、表面のとげが取れ、色が冴えます。さらに水で塩を洗い流した後、熱湯にサッとくぐらせ、冷水に落すと緑色が鮮やかになります。(日本料理では色だしとも言います)酢の物などに使う場合は、立て塩(薄い食塩水)につけて水分を適度に抜いておくと、味がなじみやすくなります。
・調理法
酢の物、和え物、漬物、サラダ又は炒め物にもできますが、胡瓜には「アスコルビナーゼ」というビタミンC破壊酵素が含まれているため、ビタミンCの多い素材は一緒に調理すると効果が薄くなってしまうので注意が必要です。ただ、この酵素は加熱したり、酢を使ったりすると活性が抑えられるので、ビタミンCの多い食材とあわせる時は、酢の物にしたり、炒め物にしたりするのが、良いかもしれません。
< あとがき >
今回は胡瓜にスポットをあててみました。夏といえば胡瓜というくらい、緑が鮮やかで夏らしい情景が思い浮かびます。夏のあつい日差しのときに氷水につかった新鮮な胡瓜をビールと共になんていうのも季節の一つの楽しみ方かもしれません。
さあ今から胡瓜の漬物を作ります!
次回もお楽しみに!
瓢喜銀座本店 松本
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重要な野菜として定着したのは、江戸時代末期のことだそうで、明治末には栽培面積では、茄子に遠く及ばなかったそうなのですが、今やトマトと果菜類の収穫量の首位を競っているそうです。
胡瓜は、 黄色い瓜、すなわち「黄瓜」が語源との説が有力だそうで、胡瓜は熟すと黄色くなり古く日本では、黄色くなったものを食用にしていたそうです。
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