ブログ赤坂店

2018.4.28

梅の特徴と種類

梅は、日本人にとって非常になじみのあるものですよね。もともとは中国から伝わったもので、古くは調味料として使用されていたのだそうです。

本日は、梅についてお話させていただきたいと思います。

梅とは

梅
梅は、バラ科サクラ属の落葉高木で、その果実のことも意味します。
梅の花の色は白、またはピンクから赤色をしていて、毎年2月から4月に可愛らしい花を咲かせますが、それほど華やかな印象はなく、控えめなイメージを持っている方が多いようです。
梅の葉は互生で先がとがった卵形をしているのが特徴的です。
梅の樹木全体と花は主に鑑賞用とされ、果実は食用とされています。また、枝や樹皮は染色に使われるのだそうです。

梅には、なんと500種以上の品種があるとされていますが、主に花梅について園芸上は諸説の分類があると言われています。

梅の果実は、毎年6月頃に黄色く熟します。この時期になると、スーパーなどでも梅の果実が多く販売されていますよね。
梅は、特定の地域のみで栽培される地方品種が多いため、国内どこでも入手可能な品種は少ないのだそうです。

梅の栄養や薬効

梅の果実は、梅干しや梅酒、梅酢、梅醤やジャムなどにして食用とされていますよね。
また、甘露梅やのし梅などといったお菓子や、梅肉煮などの料理などにも広く用いられています。何と言っても梅は強い酸味が特徴であり、クエン酸をはじめとする有機酸などを多く含んでいる事でも知られています。

中国では、紀元前から梅の果実を酸味料として使用しており、塩とともに「最古の調味料」だと言われています。日本語でも使われる「塩梅(あんばい)」とは、元々は梅と塩による味付けがうまくいったことを意味する言葉なのです。
また、漢方薬の一つである「烏梅」(うばい)とは、藁や草を燃やす煙で真っ黒に燻した梅の実を意味しています。

梅の主な品種

梅
梅には、非常に多くの種類がありますが、ここではポピュラーなものを取り上げてみたいと思います。

■南高梅
南高梅は、現在国内で栽培されている中心品種です。
1902年に和歌山県で発見され、その後1954年に和歌山県の「梅優良母樹調査選定委員会」で優良品種の1つに選抜されたこともあります。南高梅の花は白の一重で、果実の重さは約25~35gです。厚くて柔らかい果肉が特徴で、種が小さいことから梅干しに適しているとされています。

■小粒南高
小粒南高は、南高梅の小粒品種で、来歴は不明とされています。しかし、遺伝子を調べた結果、南高を種子親とする自然交雑実生の優良系統であると推測されているそうです。
小粒南高の花は白の一重で、果実の重さは16~25gぐらいです。南高梅の受粉樹として使用することができ、さらに実の品質は南高梅と同等とされ受粉樹としての使い勝手がよく、南高梅の栽培園地に混植されることも多いのだそうです。

みなさんも、梅酒、ジュースなどで、旬の梅を味わってみてはいかがでしょうか?

 

当店では、すき焼き、しゃぶしゃぶをはじめ、様々な旬の食材を使った料理をご用意しております。是非一度当店自慢の料理をお召しあがりになってみてはいかがでしょうか。

 

皆様のご来店心よりお待ちしております。

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