ブログ赤坂店
黒豚と白豚の違いについて
黒豚と白豚の違いを、みなさまご存知でしょうか?黒豚と聞くと、高級で高価なブランド豚を浮かべる方が多いかもしれません。確かに、黒豚の肉質は良いのですが、全てのブランド豚が美味しいお肉だとは限らないのです。
本日は、黒豚と白豚についてお話させていただきたいと思います。
黒豚と白豚、その違いとは?
多くの黒豚が日本の有名なブランド豚とされていますが、実は黒豚はイギリス原産の黒豚に土着の豚を掛け合わせたものなのです。土着の豚は主に九州の鹿児島で飼育されていたため、黒豚の飼育も鹿児島で多く行われているのです。
◆飼育期間の長さ
見た目からして色の違う、黒豚と白豚。その違いとして、飼育期間の長さが挙げられます。一般的にスーパーなどで売られている豚肉の飼育期間は6か月程度なのですが、黒豚の飼育期間は約8か月と、2か月ほど長い期間飼育されているのです。飼育期間を長くすることで、引き締まっていて筋肉質な肉質に変化するためです。なぜ、白豚ではないのかと言うと、もともと黒豚は細やかな筋肉繊維を持っているため、2か月程度長く飼育することでよりいいお肉が育つのです。
◆味が違う
大切に育てられた黒豚は、味わいにも違いがあります。一般的な豚肉には独特なにおいがある場合がありますが、比較的黒豚にはそのような独特なにおいが少ないと言えます。
また、もともと黒豚のお肉の繊維は細かいので、お肉の味の浸透性が高くなるということ挙げられます。
そして、こちらは好みでがわかれるところですが、脂肪の割合が多いバラ肉でも、黒豚なら赤身の部分の割合も多いため、脂肪と赤身のバランスがいいのです。
黒豚だからといって良いお肉だとは限らない
黒豚と言うとブランド豚のイメージが強く、質の良いお肉だという印象があるかもしれませんが、ブランド牛と違ってブランド豚には明確な基準がないため、ブランド豚だと謳っているお肉の全てが良いお肉だとは限らないのです。一言で「ブランド豚」と言っても、豚肉の肉質の決め手となる飼育期間や運動量、食べてる餌の種類もそれぞれ違っていることも知っておきましょう。
「銘柄豚」または「ブランド豚」とされている豚肉は日本全国で約400種類もの数があるため、「ブランド」にこだわりすぎないことも大切です。
当店では、すき焼き、しゃぶしゃぶをはじめ、様々な旬の食材を使った料理をご用意しております。
ぜひ一度当店自慢の料理をお召しあがりになってみてはいかがでしょうか。皆様のご来店心よりお待ちしております。