ブログ赤坂店
胡麻豆腐を作ってみましょう
胡麻豆腐と言えば、ゴマ独特の香ばしい風味が特徴ですよね。最近では、スーパーなどでも目にすることが多く、手軽に食べることができるようになりました。
本日は、胡麻豆腐についてお話させていただきたいと思います。
胡麻豆腐
胡麻豆腐とは、すった白ゴマとくず粉、だし汁を火にかけ、練って豆腐状に冷やして固めたものです。原料にあるくず粉とは、山野に自生している葛(くず)という植物の根の部分からとれるでん粉です。
胡麻豆腐は、もともと日本へは中国から伝わったもので、精進料理にも用いられる代表的な食べ物です。特に、和歌山県の高野山のものや、福井県の永平寺周辺のものが有名です。
食べ方としては、おろしワサビを添えたり、あんかけなどにして食べるのが一般的です。
一般的な豆腐は、大豆を原料にしているのに対し、胡麻豆腐には大豆が使用されないものがほとんどです。
胡麻豆腐に含まれている栄養素について
「豆腐」と言うからには、さぞかしヘルシーだと思われがちですが、胡麻豆腐に関してはダイエット中の方は食べ過ぎに注意が必要です。なぜなら、胡麻豆腐の成分はくず粉と言うデンプン、すなわち糖質だからです。
ちなみに、胡麻豆腐のカロリーはと言うと100gあたり81キロカロリーです。木綿豆腐のカロリーは、100gあたり72キロカロリー、絹ごし豆腐は56キロカロリーですので、胡麻豆腐の方が若干高めだと言えますね。
しかし、カロリーや糖質が気になるからと避けるのはもったいないほど、胡麻豆腐には鉄分やカルシウム、食物繊維、ビタミンEなどといった美容と健康に良い栄養素が豊富に含まれているのです。
胡麻豆腐の作り方
上記でご紹介したように、胡麻豆腐の原料は練りごま・くず粉です。
身近な材料である上に、ご家庭でも簡単に作ることができますので、ぜひ機会がありましたら手作りしてみてはいかがでしょうか?
まずは、胡麻豆腐作りに必要な材料を用意しましょう。
【材料】
・練りごま 50グラム
・昆布だし 350ml
・くず粉 50グラム
・塩 少々
・お好みで醤油、おろしわさびなど
【作り方】
昆布だしは、水に昆布を数時間つけておいたものを用意します。
ボウルに、昆布だしとくず粉を入れて混ぜ合わせ、ダマにならないように泡だて器でかき混ぜます。
そこへ練りごまと塩を加えて、よく混ぜ合わせます。
鍋に移して弱火にかけます。この際、しゃもじで絶えず混ぜることがポイントです。
鍋の中が温まってくると、徐々に固まり始めます。
しゃもじを持ち上げた時に、「ボタッ」と落ちる程度にまで固まったら、バットなどに流し入れましょう。
全て流し入れたら、表面をラップなどで覆って冷水で冷やします。
固まったら、お好みの大きさに切り分けて、お皿に盛ったら完成です。
醤油やおろしワサビで食べるのが一般的ですが、普通のお豆腐の代わりにみそ汁の具材にしても美味しく食べることができます。
なめらかな口当たりが、これから暑くなる時期にもぴったりな胡麻豆腐。
ぜひ、みなさんも召し上がってはいかがでしょうか。
当店では、すき焼き、しゃぶしゃぶをはじめ、様々な旬の食材を使った料理をご用意しております。
是非一度当店自慢の料理をお召しあがりになってみてはいかがでしょうか。
皆様のご来店心よりお待ちしております。