ブログ赤坂店

2019.10.30

珍味・海鼠腸(このわた)は日本の三大珍味

珍味・海鼠腸は、「このわた」と読み、酒のさかなとして珍重されています。みなさんは、召し上がったことがございますでしょうか?好き・嫌いが分かれやすいところですが、お酒が好きな方には是非一度召し上がっていただきたい珍味です。

本日は、珍味として知られている「海鼠腸」についてお話させていただきたいと思います

海鼠腸(このわた)について

このわた
海鼠腸とは、ナマコの内臓の塩辛です。ボラの卵巣であるからすみ、ウニと並んで海鼠腸は、日本の三大珍味とされているのです。ちなみに、尾張徳川家によって徳川将軍家に献上したことでも知られています。

近年では瀬戸内海などの各地でも海鼠腸の製造が行なわれていますが、古くから海鼠腸の産地として知られているのは、能登半島や伊勢湾、三河湾です。海鼠腸に使用されるのは、体の色が赤っぽい「アカナマコ」です。

海鼠腸に加工されるナマコは、体内を浄化するために海に設けられた生け簀で2日間程度放置されます。その後、腹側の口に近い部分を5~6cmぐらい切って、内臓を引き出し、解体・分別されます。解体と分別が終わったら、海水で良く洗ってから食塩を加えて2~3日貯蔵され、塩漬けにします。

海鼠腸の歴史

海鼠腸の歴史は古く、平安時代の史料にも登場しているのだそうです。もともと能登国の産物であった海鼠腸は、室町時代から戦国時代には能登の守護職であった畠山氏によって、足利将軍家や公卿・有力寺社などに贈られたという歴史もあります。

海鼠腸の値段について

日本の三大珍味
日本の三大珍味としても知られていることもあり、海鼠腸がどのくらいの価格で販売されているのかも気になるところだと思います。海鼠腸は、一般的には瓶詰めで売られているのですが、その中身が40gで2000円、80gの大ビンだと4000円程度です。中には、竹筒入りで売られているものもあります。
ビンに入って売られているものは、冷凍で半年、冷蔵で3日程度日持ちします。

「ナマコの塩漬け」と聞いただけでも少々マニアックな食べ物だと思われるかもしれませんが、一度食べたら病みつきになってしまう方も少なくありません。ぜひ、お酒のお供に召し上がってみてはいかがでしょうか。

当店では、すき焼き、しゃぶしゃぶをはじめ、様々な旬の食材を使った料理をご用意しております。

ぜひ一度当店自慢の料理をお召しあがりになってみてはいかがでしょうか。皆様のご来店心よりお待ちしております。

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