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桜湯の美容効果

「桜茶」とも呼ばれることもある桜湯は、塩漬けの桜にお湯を注いだ、見た目にも可愛らしい飲み物です。この桜茶の始まりは、江戸時代にまで古くさかのぼります。

本日は、桜湯についてお話させていただきます。

桜湯について

桜湯
桜湯の始まりは江戸時代の頃で、お湯の中で花びらが開く様子が、おめでたい席にふさわしいとされて、現在でも結納や結婚式と言ったおめでたい席に欠かせない飲み物とされています。

桜の木には様々な種類がありますが、桜湯に使用される桜は「八重桜」が多いそうです。花びらが幾重にも重なっているため、
華やかな八重桜は、お湯を入れた器の中でも、美しく花開くのです。

桜茶の桜の花は、八重桜の花のがくの部分を取り除いて、塩と梅酢で漬けたものが使用されます。ご家庭でも作ることはできますが、市販でも売られているので、ご家庭でも手軽に桜湯を楽しむことができます。
また、桜の塩漬けは桜湯だけでなく、和菓子やパン作りに使用することもできます。
桜の花の塩漬けを使って、ご家庭で桜湯を作る場合には、一度ぬるめのお湯に5分程度浸して塩抜きして使用しましょう。そして、お湯を注いだ湯のみに塩抜きした桜の花を移し、塩抜きする際に使用したぬるま湯を小さじ1杯程度加えたら完成です。

婚姻にまつわる席でだされる理由

結納や結婚式などといったおめでたい席では、お茶は避けるという風習があります。お茶は、「お茶を濁す」というように、その場を取り繕う意味を持っていたり、お茶は法事やお葬式でも出されることから、おめでたい席に出すのは縁起が悪いとされているからです。

さらに、古くは「桜は山の神様が降りてくる際の目印になる木」として神聖な意味を持っているため、「おめでたい席には桜湯」という習慣ができたと言われています。

桜湯の美容効果

桜湯
見た目が美しく縁起の良い飲み物である他にも、桜湯には女性に嬉しい美容効果も期待されています。
その理由は、桜湯の香り成分である「クマリン」という成分にあります。
「クマリン」には、抗酸化作用や抗菌作用があるとされ、さらには二日酔いや頭痛にも効能があるとも言われています。

また、桜の花には老化の原因となる糖化を抑えてくれる成分も含まれていることが、最近の研究で明らかになっています。「糖化」とは、体内にある余分なタンパク質と糖が結びつくことで、そのタンパク質が劣化することを言います。
人間の体は主にタンパク質からできているので、そのタンパク質が劣化すると当然老化が目に見えて現れてしまうということになるのです。

具体的に糖化を抑えることで得られることを挙げると、まずは肌荒れの改善やシミの減少、肌の潤いアップなど、女性にとっては嬉しいこと尽くしなのです。

華やかで可愛らしい桜湯をぜひご家庭でも楽しまれてはいかがでしょうか。
桜湯の桜の花は食べることもできますが、一般的には食べずに残しておくのが正しい作法だとされています。
ほのかに香る桜の香りに癒されながら、ゆっくりと堪能しましょう。

当店では、すき焼き、しゃぶしゃぶをはじめ、様々な旬の食材を使った料理をご用意しております。
是非一度当店自慢の料理をお召しあがりになってみてはいかがでしょうか。

皆様のご来店心よりお待ちしております。

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