ブログ赤坂店
木の芽和え
”木の芽和え”とは、春の季節を代表する和え物料理のこと。
本日は「木の芽和え」についてお話しをさせていただきたいと思います。
木の芽とは
春の季節に食べることの多い木の芽和え。”この木の芽とは何のことなのか?”と疑問に思ったことはありませんか?
木の芽とは、和食や中華料理で使われることが多い山椒(サンショウ)の実がなる植物のことで、芽吹いたばかりの青々とした若芽のことを指しています。
山椒の若芽の季節は芽吹きの時期である”春”。一般的に山椒は実を使う場合が多いため若芽のイメージがつかないという方も多いかもしれませんが、山椒の若芽の収穫が春ということから、木の芽和えは春を代表する料理となっています。
山椒の若芽
ミカン科の山椒の若芽は独特な香りとほろ苦さがあり和食に欠かせない食材の一つです。木の芽和えの材料とする他、春の香りと彩りとしてお吸い物や料理のあしらいとして豆腐や煮物や刺身と一緒にして楽しむことができます。
また山椒の若芽はサンショウオールという辛み成分が含まれており、食欲増進や胃腸の働きを活発にする効果があります。
スーパーなどで購入する際はきれいな緑色で黒ずんでいないものを選びましょう。緑色が濃くきれいなものであることが鮮度を見極めるポイントです。
木の芽和えについて
「木の芽和え」は筍で作るものがポピュラーですが、他の食材を使っても、”木の芽で和えたもの”であれば木の芽和えとなります。
筍も春が旬の食材なので、旬の時期には新鮮で美味しいものがいただけます。茹でる工程を省きたい場合や、えぐみがうまく取れないという場合はスーパーなどで売られている筍の水煮を利用しても良いでしょう。
他の食材であれば、例えばナスの仲間であるズッキーニやレンコンとも相性が良いのでお勧めです。
また、マヨネーズを加えるなどのアレンジレシピも楽しめます。
木の芽(山椒の若芽)は旬になると市場やスーパーで流通し始めるので、手に入れた際は是非”木の芽和え”を作ってみてはいかがでしょうか?
京都瓢斗:料理長の本格レシピ「筍の木の芽和え」をyoutubeで公開しています。是非ご覧くださいませ。
当店では、すき焼き、しゃぶしゃぶをはじめ、様々な旬の食材を使った料理をご用意しております。
ぜひ一度当店自慢の料理をお召しあがりになってみてはいかがでしょうか。皆様のご来店心よりお待ちしております。