ブログ赤坂店

2020.2.8

旬の生雲丹の美味しさは格別です

生雲丹は日本各地で漁獲されますが、中でも水揚げ量が多いのは北海道です。

一年を通して漁獲されていますが、場所によって海水の温度や、雲丹の種類によって旬は異なります。せっかくなら旬の美味しい生雲丹を楽しみたいですね。

今回は日本の高級食材の一つである「生雲丹」についてお話しさせていただきます。

生雲丹について

生雲丹について

生雲丹の鮮度を見極めるポイントは、身が砕けていないことと、粒がきれいなことです。

生雲丹はとても繊細な食材なので、保管状態や温度などで鮮度が左右されます。生雲丹を美味しく食べるには鮮度を見極めることが大事です。

よく日本の三代珍味の一つとして「ウニ」があげられますが、実は生雲丹ではなく、「塩ウニ」が三代珍味となっています。塩ウニは、ウニの生殖巣に塩を混ぜペースト状にしたもので、福井県で製造された「越前雲丹」が古くから知られています。

なので三代珍味といわれている塩ウニは日持ちするように加工されたもので、生雲丹は鮮度が決めてとなるほど繊細な食材という違いがあります。

生雲丹は日持ちはしませんが、繊細ならではの甘みや濃厚な風味が味わえます。

生雲丹の旬の時期

生雲丹の旬の時期
日本で主に食用とされる種類は約6種類で、地域や種類によってそれぞれ旬が異なります。

◆バフンウニ:3〜4月頃が旬とされ、日本海沿岸で漁獲されます。

◆エゾバフンウニ:7〜8月頃が旬で日本海側に生息しています。ただ、北海道の日高産のエゾバフンウニは3〜5月頃が旬で、一足早く美味しいウニが味わえます。

◆アカウニ:9〜10月頃が旬で、日本では昔から知られている種類です。本州北部から九州にかけて太平洋側で生息していて、殻が赤いのが特徴です。

◆ムラサキウニ:6〜8月頃が旬です。本州から九州にかけて沿岸側に生息しています。また、台湾や中国など広い地域で生息が確認されている種類です。

◆キタムラサキウニ:9〜11月頃が旬です。太平洋・インド洋で生息が確認されています。

今季が旬となる種類はバフンウニで、濃厚で甘みがあるのが特徴です。

こうした地域や種類によって旬は異なるので、美味しい生雲丹を楽しんでいただくために是非参考にしていただけたらと思います。

当店では、すき焼き、しゃぶしゃぶをはじめ、様々な旬の食材を使った料理をご用意しております。

ぜひ一度当店自慢の料理をお召しあがりになってみてはいかがでしょうか。皆様のご来店心よりお待ちしております。

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