ブログ赤坂店
新わかめについて
「新わかめ(生わかめ)」について
「わかめ」は古くから日本人に愛されてきた食材です。
味噌汁や麺類の具として、また酢の物やサラダとして、日本の食卓には欠かせないわかめ。縄文時代の遺跡から発掘され、日本最初の法律「大宝律令」にも租税として記されているなど、日本人にとっては古くから重要な食材です。生わかめの旬は春の3~5月です。
乾燥わかめのおかげで年中食べられるわかめですが、春の収穫期には、1度湯通ししただけの生わかめを見かけることができます。歯ごたえのある食感と磯の香りが楽しめる旬の味覚ですが、日持ちしないのでできるだけ早く召し上がるのがおすすめです。また冷凍保存などもできますので比較的長く楽しむことができます。
乾燥わかめは生のわかめをそのまま乾燥させたものですが、圧倒的に違うのは食感と磯の香りです。生わかめが手に入ったら、まずは刺身やしゃぶしゃぶなどで歯ごたえと磯の香りを堪能してみてください。
「わかめ」には二大ブランド「三陸わかめ」「鳴門わかめ」があります。
国内の主な産地は「三陸わかめ」で知られる東北の宮城県・岩手県と、「鳴門わかめ」で知られる徳島県。この3県で国内生産量の8割以上を占めます。三陸わかめは肉厚でシャキシャキした食感。そのまま刺身やしゃぶしゃぶでも楽しめます。鳴門わかめはやや薄めですが、コシがあって食感が良いので、和え物やサラダ、酢の物にピッタリです。
「わかめ」は低カロリーで低糖質なのでダイエットや糖質制限をしている方おすすめのミネラルが豊富なヘルシー食材です。栄養として体内の代謝を活発にするヨウ素が豊富に含まれています。ヨウ素は精神を安定させて、心身を元気にする効果があります。またミネラルが豊富な海水を吸収して育つので、カリウムやカルシウム、マグネシウム、轍、亜鉛、マンガンなどのミネラルをたくさん含んでいます。同じ海藻の海苔や昆布より食物繊維が多いことが特徴で、血圧やコレステロールを下げる効果が上がります。また、胃の炎症や潰瘍を予防・修復するはたらきが期待できます。体内の代謝を活発にして精神を安定させて、心身を元気にする効果があります。
皆様も栄養たっぷりで春に一番美味しい時を迎える海の恵み「生わかめ」を是非ご賞味くださいませ。
瓢喜赤坂店
店長 小澤