ブログ赤坂店
恵方巻の名脇役 かんぴょうの甘辛煮
節分の日も近づいて参りましたが、近年は節分の豆まきよりも恵方巻の方が盛んになってきているように思います。
皆さまも恵方巻は食べていらっしゃいますでしょうか?
本日は、恵方巻に入れたい「かんぴょう」についてお話をさせていただきます。
恵方巻の具材にかんぴょうの甘辛煮
恵方巻を食べることは、節分の時期にすっかり定着してきましね。
丸かぶりのまま、恵方を向いて食べるという風習も含めて、すっかり全国区となりました。
恵方巻には、七福神にちなんで、基本的に7種類の具材を使うと縁起がいいとされています。
「7種類」の具材を使用することには「福を巻き込む」という意味が込められているそうです。
恵方巻の代表的な具材としては、かんぴょう、キュウリ、椎茸煮、伊達巻(だし巻・厚焼き卵)、桜でんぶ、うなぎなどがあげられます。
近年では、サーモン、いくら、イカ、エビ、まぐろなどの海鮮を使った海鮮恵方巻も人気ですね。使用する具材の数も7種にこだわらないことも多くなっているようです。
具材の中で、地味で名脇役ともいえるのが「かんぴょうの甘辛煮」といっていいのではないでしょうか?
かんぴょうの甘辛煮は、煮汁を準備したら、かんぴょうを入れて煮るだけなので、意外と簡単に作ることができます。
太巻き以外にも、細巻きや昆布巻き、炊き合わせなどにも、色々応用することができます。
これからだと、ひな祭りのちらし寿司にも使うことができますね。
かんぴょうの甘辛煮の作り方
かんぴょうは、ユウガオの実を皮をむくようにひものように細長く切って乾燥させた保存食品です。
かんぴょうは乾燥した状態ですので、下ごしらえとして水で戻して塩もみした後にゆでこぼす作業が必要です。下ごしらえをすることで、味がしっかり染み込んでいきます。
簡単に作り方をご説明いたします。お好みの煮汁でお作り下さい。
1.かんぴょうを水洗いし、塩をふりしんなりするまでもみ洗いする。
あくをぬき、繊維をやわらげます。
2.塩を洗い流したかんぴょうを水に約10分間ひたして、さらにやわらかくする。
3.お湯を入れ、沸騰したらかんぴょうを入れ、中火で約15分間ゆでたあと、ざるに上げてそのまま冷ます。
ゆで加減の目安は、かんぴょうが爪で切れるくらいの柔らかさです。
4.粗熱が取れたら、水気を絞ります。
5.鍋に煮汁の材料を入れ中火にし、煮立ったら下ゆでをしたかんぴょうを入れ強火にして煮汁をひと煮立ちさせて落し蓋をかぶせてください。。
6.時々、かんぴょうの上下を返しながら、煮汁が1/4量になるまで弱火で煮てください。
お寿司の具材に使う場合は、甘辛く濃く、柔らかめに炊くのがコツです。
また、かんぴょう自体のおいしさを楽しみたいなら、薄味で食感を残して炊いたものはわさびを添えると、お酒のおつまみの一品にもなります。
当店では、すき焼き、しゃぶしゃぶをはじめ、様々な旬の食材を使った料理をご用意しております。
是非一度、当店自慢の料理をお召しあがりになってみてはいかがでしょうか。
皆様のご来店、心よりお待ちしております。
皆様のご来店心よりお待ちしております。