ブログ赤坂店

2019.3.5

四季の日本酒を楽しんでみましょう

最近では海外でも人気の高い日本酒ですが、そんな日本酒には「四季がある」ということをご存知でしょうか?その時期だけに出荷される日本酒があったり、その時期だけの楽しみ方があるので、季節に合わせて日本酒を楽しみたいものですよね。

本日は、四季の日本酒についてお話させていただきます。

日本酒について

日本酒
みなさんご存知の通り、日本酒は日本古来より親しまれてきたお酒で、米に麹と水もしくは酒酵母を加えて醸造します。原料のお米は国内産のみを使用、かつ、日本国内で製造された清酒のみを「日本酒」と呼ぶことができるのです。
日本酒の歴史は「日本書紀」にも記録があるほど非常に古いものですが、現在の日本酒のようなものになったのは、江戸時代以降とされています。

四季折々の日本酒

日本酒
春は、草木が芽吹くすがすがしい季節ですよね。そんな時期には、「生酒(きざけ)」がおすすめです。
生酒は、その名の通り火を通していない酒で、フレッシュな味わいが特徴です。通常は、腐敗や劣化を防止するために「火入れ」という工程を2回行います。「火入れ」とは、日本酒を低温殺菌するために60℃前後で加熱するのですが、生酒はその工程が行われないため、フレッシュでさわやかな口当たりになるのです。
火入れによって殺菌されていない生酒は、スーパーや酒屋などでの取り扱いが難しいため、地元でしか味わえない特別なお酒とされているのです。口当たりがなめらかなので、日本酒が苦手な方でも楽しめます。

夏は、常温でいただく冷酒はいかがでしょうか。暑い夏は、冷たい食べ物を食べる機会が多くなりますので、お酒は常温のものが身体にやさしくしみわたります。常温であるのに、なぜ「冷酒」と呼ばれているのかというと、冷蔵庫がなかった昔は、温めた日本酒か温めずに常温のまま飲むかの2つにか選択肢がありませんでしたので、温めない方の日本酒を冷酒と呼んでいたのです。

秋は、この時期にしか味わうことのできない「秋上がり」がいいですね。秋上がりとは、秋になって熟成し、酒質が向上したということを言います。反対に、上手く熟成せずに酒質が向上しなかったことを「秋落ち」と言います。

肌寒い冬には、「お燗酒」が最高です。「熱燗(あつかん)」を思い浮かべる方が多いかと思いますが、日本酒のお燗には温度によって「飛び切り燗(とびきりかん)」や「上燗」、「ぬる燗」などと、10種類に区別されます。また、日本酒を温める方法は、鍋などに直接日本酒を入れて火にかける「直火燗」と、酒器に日本酒を入れ、鍋にお湯を入れて温める「湯せん燗」2つに分けることができます。

みなさまも、四季折々の日本酒をぜひ楽しんでみてはいかがでしょうか。

当店では、すき焼き、しゃぶしゃぶをはじめ、様々な旬の食材を使った料理をご用意しております。
是非一度当店自慢の料理をお召しあがりになってみてはいかがでしょうか。

皆様のご来店心よりお待ちしております。

< 戻る

WEB予約はこちら

お電話でのご予約

銀座本店

03-6228-4313

西麻布店

03-6804-5113

赤坂店

03-6277-6270

八重洲店

03-5204-8067

京橋店

03-3538-5795

新橋店

03-5510-9033