ブログ赤坂店
冬の縁起物「蓮根」について
レンコンは、蓮の地下茎が肥大した部分を指します。
見た目は根のようなので蓮の根=蓮根と言われるようになりました。
日本ではレンコンはおせち料理に欠かせない野菜です。それはレンコンの形状に理由があります。輪切りにした時に丸い空洞があるため、「先の見通しが良い」という縁起を担いで食べられます。
レンコンは大きく在来種、備中種、中国種の3つに分類されています。
① 在来種:細長く、やや茶色っぽい色をしており、粘りがあり切ると糸を引きます。
肉質は柔らかく味が濃いようです。しかし地下茎が深く手間がかかるため、最近では関東、東海地方などで少量出荷されているだけで、あまり栽培されなくなっているようです。
① 在来種:細長く、やや茶色っぽい色をしており、粘りがあり切ると糸を引きます。
肉質は柔らかく味が濃いようです。しかし地下茎が深く手間がかかるため、最近では関東、東海地方などで少量出荷されているだけで、あまり栽培されなくなっているようです。
② 備中種:明治時代になって中国から入ってきた品種です。中国種よりも細めで、
在来種と中国種の中間的な外観をしており、徳島や関西を中心に栽培されています。
在来種と中国種の中間的な外観をしており、徳島や関西を中心に栽培されています。
③ 中国種:形はずんぐりと太短く色が白っぽいです。肉厚で歯ざわりがよく、
今市場で流れている大半がこの品種です。金沢の伝統野菜である「加賀レンコン」も中国種の改良品種です。
レンコンの旬は秋から冬にかけて。ほぼ通年出荷されていますが、秋口に出荷される新レンコンは柔らかくあっさりしていて、晩秋から冬のものは粘りがでて甘味も増します。
レンコンの栄養と効果は、「ビタミンC」が非常に豊富で、疲労回復、かぜの予防、ガン予防、老化防止に効果があります。また「ポリフェノール」が含まれており、抗酸化作用や消炎、収れんの作用があります。
お料理では切り方や加熱方法で色々な食感が楽しめます。シャキシャキした「きんぴら」やホクホクした「煮物」、すりおろしたらトロっとした食感になり料理のとろみづけにもなります。
皆さんも今が旬の食材「蓮根」を是非お召し上がりください。
皆さんも今が旬の食材「蓮根」を是非お召し上がりください。
瓢喜赤坂店では季節の旬食材を使った会席料理をご提供させて頂いております。
是非当店でお食事をお試しください。
瓢喜赤坂店
店長 小澤