ブログ赤坂店

2019.2.23

京水菜は美肌や風邪予防に効果あり

水菜と言えば、シャキシャキとした歯ざわりが特徴で、サラダや鍋料理にも多く使用される食材ですよね。そんな水菜は、古くから京都を中心に栽培されてきたため、「京菜」とも呼ばれていて、壬生菜と並んで京都を代表する伝統野菜の一つとされています。

本日は、京水菜についてお話させていただきます。

京水菜について

京水菜
京水菜の呼び方は地域によって異なり、京都では「水菜」、関東では「京菜」と呼ばれていて、古くは平安時代から京都周辺で栽培されてきました。
京水菜は、葉の形がギザギザしているのが特徴で、大きいものだと白菜と同じぐらいの大きさのものもあるそうです。シャキシャキとした歯ざわりに加えて、クセがなく様々な素材と合うことから、お浸しやハリハリ鍋、浅漬けなどの身近なおばんざいにもよく使用されています。

もともと京都で栽培されていたものには、ピりっとした辛みがありましたが、現在スーパーなどで売られているものに関しては、茎が柔らかく、生のままでも美味しく食べられるようにと改良されたものですので、辛味はほとんど感じません。

緑黄色野菜である京水菜には、ビタミンCの他にもβ-カロテンやカルシウム、鉄分などが豊富に含まれているため、さまざまなお料理でいただきたい食材です。

壬生菜(みぶな)とは

壬生菜
京水菜と並ぶ京都の伝統的な野菜に、壬生菜という野菜があります。京都では、水菜は「切水菜」と「丸水菜」と2つの種類があり、切水菜を水菜、丸水菜を壬生菜と呼んでいます。

水菜と壬生菜、これらの大きな違いは、葉の形にあります。
水菜の葉の形は、ご存知の通りギザギザしているのが特徴ですが、壬生菜は丸い形の葉が特徴です。

水菜は1686年の文献に、壬生菜は1800年前後の文献に記載されていることから、水菜の方が早い時期から栽培されていたとされています。

京水菜を使ったお料理

鍋料理やサラダなどに多く使用される水菜ですが、今回は「水菜とエリンギのマヨネーズ炒め」をご紹介いたします。
約15分程度でさっと作ることができるので、お弁当にもおすすめです。

まず、水菜は長さ5㎝、エリンギは長さを半分に切ります。
エリンギは、包丁を使用せずに手でちぎると味がしみやすくなって美味しく仕上がります。
フライパンに油の代わりとしてマヨネーズ(大さじ1)を入れて火にかけます。
そこへ、溶いた卵を流し入れて、炒り卵を作ったら一度お皿に取り出します。
卵を取り出したフライパンに、再びマヨネーズ(大さじ1)を入れたら火にかけて、エリンギを中火で炒めましょう。
エリンギがしんなりしてきたら、先ほど取り出した炒り卵を加えてさっと炒め、そこへ水菜を加えます。
マヨネーズ(大さじ1)を加えてさっと炒めたら、塩こしょうで味を整えて、器に盛りつけたら完成です。

当店では、すき焼き、しゃぶしゃぶをはじめ、様々な旬の食材を使った料理をご用意しております。
是非一度当店自慢の料理をお召しあがりになってみてはいかがでしょうか。

 

皆様のご来店心よりお待ちしております。

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