ブログ赤坂店

2020.3.24

魅力満載の粕酢について

日本人には馴染み深い酢は、様々な種類がありますよね。その中でも「粕酢(かすず)」は酸味が少なく旨味や栄養価がしっかりと含まれ、お料理に加えたい調味料の一つです。粕酢は赤い薄茶色をしていることが特徴で「赤酢」と呼ばれることもあります。
本日は、「粕酢」についてお話しさせていただきたいと思います。

粕酢とは

粕酢について
「粕酢」は酒粕を原料にして造られており、元は米酢が古くから造られていましたが、大手メーカーの「ミツカン」創業者である初代中野又左衛門によって江戸時代に製造が開始されたことが粕酢の始まりという説があります。当時、粕酢を使った寿司は江戸の庶民の間で人気があり、粕酢が普及すると共に庶民に広がっていったとされています。
寿司飯や酢の物のお料理に適しているため、現代も江戸前のお寿司屋さんで寿司飯に「粕酢」を使用していることがあります。
「粕酢」の特徴は、赤い薄茶色をしている他、米酢と比べて酸味が少なく旨味成分が強いのです。粕酢そのものに旨味がしっかりとあるので、お料理が一段と味わい深く仕上がります。

粕酢を造るには、まず酒粕を2年以上熟成させるところから始まり、そこに酢の元となる酢種を加え、さらに3年以上かけて熟成します。粕酢を作るには長い時間を要し、繊細な肯定を経ているのです。

粕酢の栄養素

粕酢の栄養素
「粕酢」に含まれる旨味成分には、アミノ酸が豊富であり「粕酢」は米酢の約2倍のアミノ酸が含まれています。また、クエン酸も多く含まれているため疲労回復や夏バテの効果も期待でき、健康な体をサポートしてくれる調味料なのです。
さらに、酢酸は食材からカルシウムを引き出す効果があるため、効率よくカルシウムを摂取することができます。

肉や魚、甲殻類を使ったお料理には生臭さを消してくれる役割もあり、まろやかな味わいで旨味がぎゅっと詰まった「粕酢」は、酸っぱいものが苦手な方にも美味しく味わえるのでお勧めです。
「粕酢」には塩分を控えめにすることができる他、様々な食材とも相性が合うことが魅力的です。

是非、食卓のお料理に「粕酢」を取り入れて味わってみてはいかがでしょうか。

当店では、すき焼き、しゃぶしゃぶをはじめ、様々な旬の食材を使った料理をご用意しております。

ぜひ一度当店自慢の料理をお召しあがりになってみてはいかがでしょうか。皆様のご来店心よりお待ちしております。

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