ブログ赤坂店

2017.12.25

神戸牛は絶品です

神戸牛といえば、現在では日本を代表する三大和牛の一つですよね。しかし、昔の日本人は肉食文化が浸透していなかったため、その当時の人々はそのおいしさを知らなかったのだそうです。

さて、本日は神戸牛についてお話させていただきたいと思います。

神戸牛とは

神戸牛
みなさんご存知の通り、神戸牛」とは日本三大和牛の一つです。兵庫県で生産された「但馬牛」という黒毛和種からとれる枝肉が一定の基準を満たした場合に、「但馬牛」と言う呼び名の代わりに用いる牛肉のブランド名なのです。
神戸牛の詳しい定義としては、兵庫県産(但馬牛)のうち、歩留等級が「A」または「B」等級であれば、「但馬牛たじまぎゅう」、「但馬ビーフ」「TAJIMA BEEF」と呼ばれるのだそうです。
また、それらの中でも下記の全ての基準を満たした牛肉が、「神戸ビーフ」、「神戸肉」、「神戸牛こうべうし」、「神戸牛こうべぎゅう」、「KOBE BEEF」という呼び名を用いることができます。

■メスでは未経産牛、オスでは去勢牛である
■脂肪交雑の牛脂肪交雑基準(BMS)値No.6以上である
■枝肉重量がメスでは230〜470kg、オスでは260〜470kgである
■瑕疵の表示がある枝肉は、神戸肉流通推進協議会の委嘱会員の判定に依存する

神戸牛の歴史

神戸牛
1868年に神戸港が開港されると、多くの外国人がそこから日本へ出入りするようになりました。その頃はまだ、日本では食肉文化が現在のように定着していませんでしたが、但馬牛を食べたイギリス人が、その味を絶賛したことが神戸牛の始まりだとされています。これが後に「神戸ビーフ」という名前で外国へ輸出されたり、全国に流通するようになりました。

現在の神戸牛は、役畜として飼われてきた但馬牛が食肉用に改良を重ねられ、肉の断面に霜降りと言われる脂肪が入った肉質のものが出来るようになったことによって生まれたのだそうです。

1980年代には「神戸ビーフ」「神戸肉」との名前で知られるようになったものの、当時は明確な基準がなかったことによって、「神戸ビーフ」と言ってもそれらの肉質にはバラつきがありました。そのため、兵庫県が協賛して1983年に生産・流通・消費の関係団体が「神戸肉流通推進協議会」を創設しました。この協議会によって、「神戸ビーフ」ブランドが誕生し、先ほどご紹介したような定義が明確化されたのだそうです。
2001年にBSE問題や牛肉の産地偽装事件が全国的な問題となると、2003年の牛肉トレーサビリティ法施行を前にして、2002年9月に「神戸ビーフ」の基準を下げました。また、2006年には規約改定によって、450kg以下だった枝肉重量基準は470kg以下となり、下限がメスは230kg、オスは260kgとなったのです。
そして、2004年には和牛のオリンピック「第10回全国和牛能力共進会」にて、「美味しさのチャンピオン」を受賞することができたのです。
日本三大和牛の一つである神戸牛の歴史について知っていただけたでしょうか。
召し上がる際に、少しでも思い出していただけたら幸いです。

 

当店では、すき焼き、しゃぶしゃぶをはじめ、様々な旬の食材を使った料理をご用意しております。是非一度当店自慢の料理をお召しあがりになってみてはいかがでしょうか。

 

皆様のご来店心よりお待ちしております。

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