ブログ銀座店
花わさびをご存知でしょうか?
花わさびとは、一般的なわさびの葉や花芽の部分を指し、2月~5月の中旬ぐらいの時期に多く出回ります。わさびと同様に鼻に抜けるようなツーンとした独特の辛味がありますが、それがついついクセになってしまう美味しさです。
本日は、今が旬の「花わさび」についてお話させていただきたいと思います。
花わさびについて
冒頭でもご紹介したように、「花わさび」とはわさびの葉や花芽の部分のことで、春の訪れを感じさせてくれる野菜として知られていますす。2月~5月の中旬ぐらいの時期になると出回りますので、この時期にはスーパーなどでも見かけることがあるかと思います。
花わさびは、わさびの花が咲く前のつぼみ状態である若い花茎を収穫したもので、わさびが持つ独特の辛みに加えて、苦味や歯ごたえが特徴です。
花わさびの多くは長野県で生産・栽培されていて、生産量の多さで言うと静岡県、岩手県、島根県が続いています。
花わさびの選び方
八百屋さんやスーパーなどで花わさびを見かけたら、ぜひお料理に使用してみましょう。
選び方のポイントは、葉先までしゃっきとしていて、みずみずしいものがおすすめです。また、グリーンの色が鮮やかなものが新鮮である証拠だとも言えます。
そして、ご自宅の冷蔵庫で保存する際には、乾燥しないように水で湿らせたキッチンペーパーなどで包んでからジップロックなどといった保存袋に入れて保存しましょう。冷凍することもできますが、その際は一度下茹でしてから冷凍すると、風味や食感が良い状態で保存することができます。花わさびを保存する際、地域によっては醤油漬けにして保存することもあるそうです。花わさびの醤油漬けは、ご飯のお供にぴったりですね。
花わさびの醤油漬け
花わさびの醤油漬けは、保存がきくのはもちろん、ご自宅でも簡単に作ることができるので、忙しい主婦の方にもおすすめです。
まずは、下処理として花わさびを3~4㎝程度に切ったら80度ぐらいのお湯でサッと茹でます。
花わさびの風味がにげてしまわないように、茹でる時間は10秒程度で大丈夫です。
サッと茹でたらザルにあげて、塩を少し加えてもみこみます。
そのまま辛味を引き出すために、密閉保存できる容器に入れて3時間程度置いたら、醤油、料理酒、みりん、砂糖をそこへ加えます。
※お子様も召し上がる場合や、アルコールが気になる場合は、一度加熱してアルコール分を飛ばしてください。
その後は冷蔵庫で保存し、味がなじめば完成です。
花わさびの醤油漬けは、ご飯のおともにはもちろん、お酒のおつまみやちらし寿司の具材としても使える万能な料理です。
みなさまも、ぜひこの機会に作ってみてはいかがでしょうか。
当店では、すき焼き、しゃぶしゃぶをはじめ、様々な旬の食材を使った料理をご用意しております。
ぜひ一度当店自慢の料理をお召しあがりになってみてはいかがでしょうか。
皆様のご来店心よりお待ちしております。