ブログ赤坂店
タラ(鱈)について
年間を通してスーパーなどでも見かけますが、魚へんに雪と書く鱈は、文字通り冬が旬の魚です。一般的には切り身の状態で売られているため、想像しにくいですが、実はタラは体長が1mにもなる大きな魚なのです。
本日は、冬が旬のタラについてお話させていただきます。
タラについて
タラは、体長1m前後と比較的大きな魚で、背鰭を3つ、尻鰭を2つ持っています。また、頭が大きく、尾に向かって細くなっているのが特徴で期です。
11月~1月が最も美味しい旬の時期だとされ、鍋料理にもかかせませんよね。日本国内での生産地は、北海道が一番多く、次いで宮城県、岩手県とされています。
タラは、沿岸域から水深500m以上深いところ生息し、青森県より北の北太平洋や日本海側の中国地方までの地域や、朝鮮半島から北米カリフォルニア州サンタモニカ湾までと、広い地域で生息しています。タラは、日本だけでなくアメリカやカナダ、ヨーロッパなどの北半球で重要な魚だとされているのです。
タラの切り身を選ぶ際は、身に弾力と透明感があり、ぬめりがないかどうかをチェックしましょう。
淡泊で癖クセのない味なので、離乳食にもぴったりですし、さまざまな栄養が豊富に含まれているので、成長期のお子さんや妊婦さんにもおすすめです。
タラに含まれる栄養
タラは、比較的低カロリーでヘルシーな食材として知られていますが、含まれている栄養素も非常に豊富です。
例えば、タラに含まれているタンパク質の量は、切身で100gあたり17.6g、白子には100gあたり40.2gと、多くのタンパク質が含まれています。しかし、切身のカロリーは100gあたり77kcal、白子は100gあたり62kcalと、「高タンパク・低カロリー」ですので、ダイエット中でも安心していただくことができるのです。
さらに、タラにはビタミンB12も多く含まれています。ビタミンB12は、貧血予防や腰痛など末梢神経の回復効果、生活リズムを正常にするなどの効果があるとされています。
加えて、高血圧の予防に役立つカリウムや、髪や皮膚を美しく保つヨウ素も豊富に含まれています。
タラを使ったお料理
寒い冬に欠かせない鍋料理の他にも、タラにはいろいろなお料理がありますよね。
その中でも、タラの美味しさを存分に楽しむことができる「タラのホイル焼き」をご紹介いたします。
まず、タラの切り身とお好みの具材を用意します。
具材は、冷蔵庫に残っているものでOKで、ニンジンや玉ねぎキノコ類などを食べやすい大きさに切りしょう。
タラと野菜などの具材を、アルミホイルの中に一緒にいれます。
塩コショウをしてアルミホイルで包んだら、フライパンに並べて蒸し焼きにします。
洋風に仕上げたいのであれば、とろけるチーズや香草を、和風であれば仕上げにポン酢をかけると、美味しくいただくことができます。
当店では、すき焼き、しゃぶしゃぶをはじめ、様々な旬の食材を使った料理をご用意しております。
是非一度当店自慢の料理をお召しあがりになってみてはいかがでしょうか。
皆様のご来店心よりお待ちしております。