お顔合わせについて

結婚の報告を両親にして了解を得たら、いよいよお顔合わせです。「お顔合わせ」とは、結婚する両家の親族が正式に顔を合わせて食事をすることで、お互いの人柄を知って親睦を深める機会です。このお顔合わせは、結納の前または結納の代わりとして行われるのですが、「食事会」とも呼ばれたりもします。

本日は、お顔合わせについてお話させていただきます。

結納と食事会

結納の前、または結納の代わりにお顔合わせですが、食事会とも呼ばれることもあり、これらの意味合いは若干異なります。

結納とは、お互いの家が新しく婚姻関係を結ぶために、両家の家族が正式に顔を合わせて自己紹介し、親睦を深めることを目的として行われます。つまり、本来両家の両親や家族が「正式」に顔を合わせる場だということです。
しかし、最近では簡略化された結納の一つとして「お食事会」として行われるケースも増えています。ここで言うお食事会では、儀式的な部分は省略して、両家の親睦を深めることに大きな目的があります。

また、結納とお食事会では、かかる費用や内容にも違いがあります。
結納が行われる場所は、由緒ある料亭や結婚式を挙げる予定のホテルを選部ことが多く、かかる費用は平均4～10万円とされています。
内容もやはり正式なもので、仲人を立てる場合は、仲人が新郎新婦の家を行き来して結納品などを交わします。しかし、実際には両家の家が遠かったりと日数がかかるため、最近ではほとんどが略式結納の形式がとられています。
仲人を立てないで行うのであれば、挨拶と結納品と受書のやりとり、そして、結婚記念品があればお披露目します。

一方のお食事会は、主にレストランや料亭の個室で行われ、かかる費用は平均3～6万円とされています。結納のように形式的なものではなく、食事と会話や挨拶がなされる、結婚に際して両家の意思を確認し合う場とされているのです。

お顔合わせの準備

両家への結婚の報告が済んだら、いよいよお顔合わせです。お顔合わせを行う日程は、結婚式を挙げる3～6ヶ月前に行うのが一般的です。
お日柄をこだわりたいのであれば、大安や友引はもちろん、先勝なら午前中、先負であれば午後が吉だとされています。お日柄の良い日にちは、どうしても人気でお店の予約も早く埋まってしまいますので、お日柄にこだわるのなら早めに予約をしておくことをおすすめします。

お顔合わせを行う日にちが決定したら、当日のお料理も決めます。
両親たちの好みやアレルギーの有無、食べやすい内容であることはもちろん、時間をかけて楽しめるコースメニューであることも、お料理選びのポイントです。
あらかじめお店の方におめでたい席だということを伝えて、縁起のいい食材を使用してもらうおもおすすめです。
ちなみに、平均的なお食事代は一人1～1.5万円ぐらいのようです。

当店では、すき焼き、しゃぶしゃぶをはじめ、様々な旬の食材を使った料理をご用意しております。
ぜひ一度当店自慢の料理をお召しあがりになってみてはいかがでしょうか。

皆様のご来店心よりお待ちしております。