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枝豆の季節です

味はもちろん、香り、鮮やかな見た目も楽しむことが出来る、枝豆。お酒を楽しまれる方は、定番のおつまみとして夏に限らず「まずは最初にビールと枝豆!」という方も多いと思います。お酒を飲まない方でも、つい、もう一つと自然に手が伸びてしまう方もいらっしゃるのではないでしょうか?本日は、日本をはじめ海外でも楽しまれるようになってきた、枝豆についてお話させていただきたいと思います。

枝豆について

枝豆

枝豆というと、鮮やかな緑が特徴的な日本の夏を代表する野菜ですが、「いんげん豆」などとは違い、「枝豆」という固有の植物が存在しているわけではありません。枝豆は、植物としては「大豆」と同じものになります。本来の大豆の収穫時期よりも早く、熟さない青いうちに収穫、調理するのが枝豆です。ただし、大豆となるまで、成熟したのちに収穫するほうが適している品種や、枝豆として熟さないうちに収穫する方が適している品種など、いろいろな種類があるそうです。また、一部地域では莢豆(さやまめ)とも呼ばれています。

 

代表的な「奥原早生(おくはらわせ)」をはじめ、「サッポロミドリ」など、現在は、枝豆専用としての品種が400品種以上もあり、その違いは、うぶ毛の色や粒の大きさなどによります。また、日々新しい品種の研究・開発がされており、一粒一粒が大きいのが特徴的な「あきたのほのか(秋田県農業試験場)」、収穫量が多い「とびきり(サカタのタネ)」など色々な種類が流通するようになってきており、熟した大豆としてではなく、枝豆としてのブランド化をはかっている品種もあります。

 

和菓子としてのイメージも強い、「だだちゃ豆(山形県)」、「茶豆・黒埼茶豆(新潟県)」、「丹波黒豆・丹波篠山黒大豆(兵庫県)」なども枝豆として楽しまれていますが、これらも、熟して収穫された場合は大豆となります。

 

枝豆は、近年、海外でもそのままの呼び名で「EDAMAME(エダマメ)」として、楽しまれるようになってきています。2013年12月に、ユネスコの無形文化遺産として「和食」が登録になったことによる、日本食の流行、そして、ヘルシーであることから、ベジタリアンや女性の方にも親しまれています。

 

枝豆の食べ方

枝豆おにぎり

枝豆の選び方

枝豆は自宅で調理することも多い食材です。スーパーなどで枝についたまま販売されているものの場合、店頭で新鮮さを見ることが出来ます。枝の間隔が短く、隙間なく莢があるもの、緑が色鮮やかなもの、実がぷっくり大きいものを選ぶのがいいと言われています。

 

枝豆のゆで方(塩ゆで)

枝豆を調理する場合は、まず、枝から分けて流水で洗った後、枝豆のサヤの両端をはさみなどで切ります。この作業を行うことで、中まで塩味がしみこみます。次に、塩をふり揉むようにして、うぶ毛を落とします。その後、水を沸騰させた大きめの鍋に塩を入れ、豆を茹でます。茹であがったら、ザルにあげて水を切り、塩味が足りない場合はひとつまみ塩を振りかけます。

 

枝豆はゆでたてがあたたかいまま出されることもあり、一般に、茹でたあと、冷水にさらすことはしません。これは、ザルにあげた後、冷水にさらしてしまうと、枝豆の塩味を流してしまうほか、水っぽくなってしまうからです。

 

夏のイメージが強い枝豆ですが、近年では、冷凍食品として加工販売されており、定番であるビールのおつまみとしても、一年中楽しまれています。味はもちろんですが、栄養価が高く、ビタミンB1やメチオニンが酒に含まれるアルコールの分解を促すので、肝臓への負担軽減も期待できます

 

その他の食べ方

冷凍食品としても楽しまれているように、枝豆は冷凍保存も可能です。また、茹でた枝豆をつぶして餅と一緒に食べる、南東北の名物であるずんだ餅、茹でる以外にも煎るなどする「焼き枝豆」、漬物などでもおいしく味わうことができます。

 

枝豆の加工品・調理

野菜が苦手なことが多い子どもたちにも、枝豆は食べやすく、茹でた枝豆はもちろん、いろいろな食べ方で楽しまれています。スナック菓子やフリーズドライといった加工品。また、枝豆ごはん、スープ、サラダ、ひじきなど煮物の具材にするなど、調理法もいろいろです。

 

当店では、すき焼き、しゃぶしゃぶをはじめ、様々な旬の食材を使った料理をご用意しております。是非一度当店自慢の料理をお召しあがりになってみてはいかがでしょうか。

 

 

皆様のご来店心よりお待ちしております。

 

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