ブログ銀座店
冬の味覚の王様、ずわい蟹
寒さがピークを迎えるこの時期。
心身を温める鍋物を食べると。本当に旨味が染み渡るように思います。
特に、冬の味覚の王様とまで言われるずわい蟹を使った鍋は、寒さを乗り切るためにもお召し上がりいただきたいと存じます。
本日は、ずわい蟹についてお話をさせていただきます。
ずわい蟹の美味しさ
ずわい蟹は、繊細な肉質で甘みや旨味が強いことが特徴です。
ずわい蟹は、熱を加えることで大変鮮やかな赤色になります。この赤さを見ると、「冬が来たな」と思わされます。
ずわい蟹は、他の蟹と比べ、身は柔らかくきめ細かくねっとりとしています。
とても甘みのある身の味なのですが、火を通すことで、さらに濃厚な味わいを見せてくれますので、しゃぶしゃぶでいただくとより美味しく召し上がっていただけると思います。
また、かにみそや卵巣も珍味として高い人気があり、濃厚な味わいと日本酒との相性は堪りません。
ずわい蟹の栄養
ずわい蟹は、美味しいだけでなく、実は栄養価も高いものです。
その身は脂肪分が少なく、たんぱく質が豊富で、カニ100gあたりのたんぱく質含有量は、13.9gです。
低カロリー、高タンパクということで、アメリカでも人気となり、多く食べられるようになってきています。
ズワイガニには、ビタミンB1やビタミンB2、ナイアシンやビタミンB6、タウリンや亜鉛などといった健康にも美容にも大いに役立つ栄養素が含まれています。
タウリンは、肝臓や心臓の機能を高めたり、悪玉コレステロールや中性脂肪を減らす効果があるといわれています。このタウリンは水溶性の栄養素ですので、煮汁を一緒に飲むことで効率良く摂取することができます。
亜鉛は、体内で作ることができない「必須微量ミネラル」です。人間が健康に活動する上では欠かせない栄養素として、食べ物から摂取するようにしたい成分です。皮膚の健康維持を助ける、味覚を正常に保つなどの働きがあります。
ナイアシンは、魚や肉など多くの食材に含まれているため、通常の食事をしていれば、不足することはないのですが、アルコールを摂取すると、アルコールの代謝のために消費されてしまいます。ナイアシンは、ビタミンBの一種で糖質、脂質、たんぱく質などの消化吸収を助ける働きや皮膚や粘膜の健康維持を助ける働きがあります。ナイアシンも、水溶性ビタミンなので、煮汁を一緒に飲むと効率よく摂取することができます。
あとは、あの「赤さ」の元であるアスタキサンチンは、赤色の天然色素で、非常に高い抗酸化作用があるため、身体の酸化を防ぐ働きがあるとされています。疲労回復や自律神経のバランスを整える、また、化粧品に用いられているのでご存じかもしれませんがアンチエイジング効果もあります。
ずわい蟹は、美味しい高級食材というだけでなく、優れた栄養食品の面もあることをお分かりいただけましたでしょうか?
名物「出汁しゃぶ」の新コース 六白黒豚と「特大ずわい蟹」の出汁しゃぶ
さて、お話してきた「ずわい蟹」を一番美味しく、栄養も余すところなく召し上がっていただけるしゃぶしゃぶでお召し上がりになってみませんか?
さっと湯にくぐらせ、しっとりとした身を当店自慢の「出汁」にたっぷりつけてお召し上がりくださいませ。
芳醇な蟹の旨み、あの独特の甘みが コクのある出汁と共に口いっぱいに広がり、至福のひとときをお届けいたします。
只今、夜のコースに特大サイズのずわい蟹をご用意しております。
大きな足に中身がみっちりと詰まり、かぶりついた時の満足感はたまりません。
・六白黒豚と特大ずわい蟹 出汁しゃぶ会席 あやめ 9,000円
・六白黒豚と特大ずわい蟹 出汁しゃぶ会席 白菊 12,000円
・六白黒豚と特大ずわい蟹 出汁しゃぶ会席 深山桜 16,000円
※税込、平日昼以外は別途サービス料10%を頂戴いたします
ご予約はこちらから