ブログ新橋店

2021.9.9

クラフトビールが人気です

みなさま「クラフトビール」は、お好きですか?

ビール党という方の中でも、まだまだ「クラフトビールって何だろう?」「地ビールとは何が違うの?」と思われる方も多いと思います。

本日は、クラフトビールの定義や楽しみ方についてお話をさせていただきます

グラスビール色々

3つの条件を満たすのがクラフトビール

クラフトビールの定義として「小規模であること」「独立していること」「伝統的な原料や製法でつくっていること」の3つの条件があります。

2000年代にクラフトビールのブームを起こしたアメリカ。

アメリカの「ブルワーズ・アソシエーション」が、この3つの条件に当てはまる醸造所のビールのことをクラフトビールと定義しました。

 

一方、日本では1994年にビール製造免許に係る最低製造数量基準が年間2,000㎘から60㎘に引き下げられたため、小規模なビール醸造所が日本全国に登場し、各地で「地ビール」の名前でブームになりました。

 

ですが、当時の「地ビール」は町おこしとしてつくられるお土産的な色合いで、あまり美味しくないけれど高価なものというイメージとなり、ブームは廃れていきました。

そうこうするうちに、アメリカの「クラフトビール」の人気を受け、日本でも「地ビール」と差別化する意味で「クラフト(職人の手作業や技術)」という言葉を使い、「クラフトビール」の名称が使われるようになってきました。

 

2018年には酒税法改正によりビールに使用できる原材料が拡大され、小規模な醸造所が増加するようになり、現在ではブルワー(ビール職人)の様々な個性豊かなビールを楽しめるようになってきています。​

 

そのような経緯で、日本でのクラフトビールの定義はアメリカに倣ったものとなっています。

とはいえ、2014年頃から大手のビールメーカーが次々にクラフトビールを作り始めるようになり、規模や地域性、原料や製法だけでは定義づけしづらくなってきています。

 

クラフトビールの楽しみ方

クラフトビールは、少量生産だからこその個性の豊かさが醍醐味です。

作り手の技術が仕上がりの味を大きく左右します。

その味、色、香り、アルコール度数など、五感を使ってその違いを味わいたいものです。

 

それまでのビールといえば、「黄金色のビールをキンキンに冷やしたものをのど越しを楽しむ」ものだったと思います。

それがクラフトビールでは、多くのスタイル(種類)を持ちます。

 

味で言えば、さっぱりとして飲みやすい味から、ホップが効いた苦味が強いものも、そして高級ブランデーのような芳醇な味わいがするものまで。

香りで言えば、ホップの華やかな香りから、柑橘系のフルーツの香りやチョコレートのような甘い香りまで。

 

自分のお好みの味を見つけてみては、いかがでしょうか?

多くのクラフトビールがありますので、お食事の際にはまずは色の薄いもの、味の軽いものから濃厚なものへと飲みすすめていくのがおすすめです。

また、和食やスイーツなどとも相性がいいので、何を合わせるかも探すのも楽しめると思います。

クラフトビール

当店では、すき焼き、しゃぶしゃぶをはじめ、様々な旬の食材を使った料理をご用意しております。

ぜひ一度当店自慢の料理をお召しあがりになってみてはいかがでしょうか。

 

皆様のご来店心よりお待ちしております。

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