ブログ銀座店
出汁しゃぶの魅力
京都 瓢喜 銀座本店 女将の田村です。
本日は、当店の看板メニューの“出汁しゃぶ ”についての魅力をあらためてお伝えしたいと思います。
みなさまは“出汁しゃぶ”をお召し上がりになった事はございますでしょうか。
しゃぶしゃぶのつけだれといえば、ぽん酢やごまだれを思い浮かべる方が多くいらっしゃるかと思いますが、
出汁しゃぶはその名の通り、特製のお出汁につけてお肉やお野菜をお召し上がり頂くしゃぶしゃぶの事です。
竹かごに包まれた和紙の紙鍋にぐつぐつと沸く昆布出汁。
まずは湯気のたちのぼる熱々のお出汁に、白ねぎをたっぷりと入れます。
1人1人に配られる箱の蓋を開けると、薄くスライスされた良質な豚肉が綺麗に並んで湯がかれるのを待っています。
自分専用の竹トングで1枚取り、お鍋の昆布出汁を何度か泳がせます。
「しゃぶ♪しゃぶ♪」。
豚肉がピンク色から白く変わったら、先程のつけ出汁の中へそのまま飛び込ませ、
ぜひたっぷりのねぎと一緒にほおばってください。
口いっぱいに広がる肉汁とお出汁の香り、相性抜群のねぎとあいまって一口目から幸せな気分になれますよ。
寒い冬、冷えた体がお鍋やぐつぐつ沸く音で視覚や聴覚的に、
お召し上がり頂く事で内側からもぽかぽかと温まります。
御常連様が「定期的にここの出汁しゃぶが食べたくなる、飽きが来ない。」とおっしゃる様に一度食べたらやみつきです。
ちなみにお薬味の白ねぎはおかわりする事ができます。
初めていらっしゃるお客様は「こんなにあるから大丈夫ですよ~」と驚かれますが、
「豚肉と一緒にどんどん食べられてしまうんですね。いつのまにかなくなってました!」とおかわりされます。
ねぎには体を温める作用があると言われていますのでお鍋と合わさるとさらに温まります。
個人的にお勧めなのは豚肉ですが、
もちろん豚肉の他に、牛肉や季節のお魚のご用意もございます。
途中でアクセントに柚子胡椒をつけ出汁の中へ少々。
青唐辛子ではなく赤唐辛子を使った柚子胡椒なのですが、つんとくる嫌な辛さではなくまた違ったお味で出汁しゃぶが楽しめますので、こちらもお勧めです。
また、茹でるのでたっぷりのお野菜がとれるのも嬉しい点です。
しめは豚肉の出汁がでたお鍋に生蕎麦を投入!
茹であがったらつけ出汁でお召し上がり頂きます。
お味変更で【カレー粉】をご用意しておりますので、お蕎麦の際につけ出汁に少し入れてみて下さい。
また違った風味でお召し上がり頂け、2度楽しめますのでこちらも好評です。
お鍋といえば冬のイメージが強いかと思いますが、
暑い夏に涼しいお部屋で熱々の鍋料理も良いですよ。
お客様より「なんだか敷居が高い様な気がして、、、」とお声を頂く事もございますが、
コースはリーズナブルなものから多数ご用意しておりますのでぜひ気兼ねなくお越しくださいませ。
また、新型ウィルス対策も行っておりますのでご安心ください。
ご来店お待ちしております。