ブログ八重洲店
師走に旬を迎える食材のご紹介
寒さも本格的になってきて、いよいよ冬の到来です。
皆さまお忙しい時を過ごされていることと思います。
当店ではこれからの時期にぴったりの身も心も温まるお料理を用意して皆様をお待ちしております。
本日はこれからがまさに旬の食材のご紹介を致します。
まずは「鰤」
魚へんに師と書くのは師走に美味であることからついたほどの冬の代名詞の一つなお魚です。
その名の由来の通り脂もぶりぶりに乗ってますよ。
しゃぶしゃぶはもちろん、焼物や煮物としても絶品なので是非お召し上がり下さい。
海外では「yellowtail」と呼んでいるのですが、こちらは体表にある黄色い線のような模様からとっており、はまちなども同じ呼び方になっています。
海外では主に出世魚というような概念はないのですが、鰤は出世魚で主に80cmの物を呼びますので「large yellowtail over 80cm」などと補足して説明するようにしております。
続きましては京野菜です。
京水菜や壬生菜、聖護院蕪、海老芋のおいしい時期になってまいりました。
蕪は京都では「かぶら」と呼ばれ蕪をすり卸して作る「かぶら蒸し」などはこの流れですね。
こちらの聖護院蕪は主に「千枚漬け」が有名ですが、柔らかい身質なため煮物などにもお勧めです。
蕪は実は海外でも多く栽培されてはいるのですが、元々が飼料用途が多かったためか味の好みがわかれるため、日本の蕪を食べて感動される方も多いです。
これからの時期にしか味わえない、伝統野菜ですので是非お試し下さいませ。
当店ではお鍋の追加具材としてもご注文できますので、是非とも当店自慢のお鍋と共に旬のお野菜をお召し上がり下さい。
年末の忙しさと寒さで体調を崩しやすいこの季節、当店のお料理で身も心も安らげる一時をご提供できるよう
スタッフ一同心よりお待ちしております。
瓢喜八重洲店 料理長 大宅康平