ブログ銀座店
食物繊維で減塩効果
みなさま、野菜などに多く含まれる食物繊維には減塩効果があることをご存知でしょうか?実は食物繊維を利用して減塩料理を無理なく、美味しく食べることができます。
本日は「食物繊維で減塩効果」についてお話しをさせていただきたいと思います。
食物繊維で減塩するしくみについて
食物繊維は水に溶けない不溶性食物繊維と、水に溶ける水溶性食物繊維に分けられていますが、塩分を排出するには水溶性食物繊維の方が効果的ということが近年の研究で分かっています。
水溶性食物繊維は、小腸で栄養素の消化や吸収の抑制・阻止をする働きがあり、これによって体内の余分なコレステロールやナトリウムなどを吸着し塩分と一緒に排出されるという仕組みです。
食物繊維は主に穀類・豆類・野菜・果実・きのこ類・藻類などに多く含まれ、塩分を排出する働きをするカリウム・カルシウム・マグネシウムなどの栄養素も豊富に含まれています。
食物繊維を含む食材を豊富に摂取することによって体内の余分な塩分を排出することに役立つのです。
食物繊維を含む食材について
減塩料理と聞くと”味が薄くて美味しくない”などマイナスなイメージがありますが、食物繊維を活用した料理は美味しく減塩料理を楽しむことができます。
厚生労働省が定める食物繊維1日あたりの摂取量は、男性:20g以上・女性:18g以上です。
ここで食物繊維の食材について知り、より日々の食事で有効的に摂取する方法をご紹介します。
まず、食物繊維を豊富に含む根菜類やきのこ類は、活性酸素を抑制する抗酸化作用があり、動脈硬化の予防につながります。また根菜類はじっくりと火を通すことによって素材の旨味が増します。またきのこ類はビタミンやミネラルが旨味成分に含まれており、便秘の予防や、カロリーを抑えるダイエットに効果があります。
また同じく食物繊維を豊富に含む海藻類は、水溶性食物繊維を多く含むので積極的に摂取したい食材です。
味噌汁やサラダなどに入れて日々の食事に取り入れてみてください。
他にも野菜や果物はもちろん、豆類も食物繊維が豊富に含まれているので減塩料理に欠かせない食材です。また、魚や大豆製品は良質なタンパク質を摂ることができ、これらの食材を豊富に食べることによって炭水化物の食べ過ぎ予防に役立ちます。
いかがでしたでしょうか?食物繊維を意識的に摂取することが最も有効なので、是非食物繊維を使った減塩料理を日々の食生活に取り入れてみてはいかがでしょうか。
当店では、すき焼き、しゃぶしゃぶをはじめ、様々な旬の食材を使った料理をご用意しております。
ぜひ一度当店自慢の料理をお召しあがりになってみてはいかがでしょうか。皆様のご来店心よりお待ちしております。