ブログ西麻布店
土鍋の優れた特徴について
土鍋は鍋料理によく使われますが、実は土鍋には様々な使い道があり優れた特徴を持っています。
今回は多彩に使える「土鍋」についてお話しさせていただきます。
土鍋の優れた特徴とは?
土鍋とは名前の通り「土」でできているため、火にかけると土が温まりその熱で調理されます。
昔から野菜や雑穀を調理するために使われていたそうですが、土鍋と聞くとまずは鍋料理が思い浮かぶのではないでしょうか?
実は土鍋には優れた特徴があり使い勝手が良いという魅力があります。
優れた特徴とは、保温効果・遠赤外線の効果があり食材をより美味しく味わえる役割を果たしてくれます。
土が温まり調理されるので、火を止めても土が冷めにくく保温されるという仕組みです。
遠赤外線の特性は、土自体に熱を蓄えるので食材の内部までゆっくりと火を通すことができます。
また、土鍋の表面は細かい穴が空いているので触るとザラザラとしています。そのため細かい気泡が作り出され、食材が動きづらくなり煮崩れしにくいのが魅力の一つです。
優秀な特性を持った土鍋は、鍋料理だけでなく様々な場面で活躍すること間違いなしですね。
土鍋を使った調理
一般的なステンレス製のお鍋よりゆっくりと火を通してくれるので煮込み料理に最適です。
素材の旨味を生かす効果があるので、じっくりと煮込むと絶品煮込み料理が作れるのでお勧めです。
さらに、保温効果があるので余熱で食材を柔らかくしてくれます。
また、土鍋でご飯を炊くとお米一粒一粒がふっくらとして、おかわりしたくなるほど美味しく炊くことができます。
一見手間がかかりそうですが、実は簡単に炊くことができます。
まずは、お米を洗い20分程冷水に浸します。土鍋にお米を入れ、水はお米の約1.2倍の量を入れ蓋をして10分ほど中火にかけます。蒸気が出てきたら火を止めて10〜15分蒸らして完成です。
近年の精米機能は優れているので、水が透き通るほど綺麗に洗わなくても良いそうです。洗い過ぎてしまうとお米の旨味成分まで流れてしまうので、水が少し濁る程度で炊くことをお勧めします。
他にも、蒸し料理やスープを作る際にも土鍋の特性が活躍しますので、是非土鍋を使ってお料理をしてみてはいかがでしょう。
当店では、すき焼き、しゃぶしゃぶをはじめ、様々な旬の食材を使った料理をご用意しております。
ぜひ一度当店自慢の料理をお召しあがりになってみてはいかがでしょうか。皆様のご来店心よりお待ちしております。