ブログ西麻布店
今季旬の雲丹は甘みがあり濃厚です
みなさま、雲丹の種類は世界的に約900種類あることをご存知ですか?
その中から東北から九州まで幅広く生息しているバフンウニの旬が3〜4月で、種類や地域によって旬が異なっています。
また、雲丹といえば高級食材ですが、およそ2500年以上も前から世界的に食されていたというデータがありますので驚きです。
今回は旬なものを含め雲丹についてご紹介したいと思います。
春が旬の雲丹について
数多く種類がある雲丹ですが、日本近海に生息する雲丹の種類は約140種類と言われています。
日本近海に生息する雲丹のうち食用とされる雲丹はおよそ6種類です。(エゾバフンウニ、キタムラサキウニ、バフンウニ、アカウニ、シラヒゲウニ、ムラサキウニ)
その中で、「バフンウニ」は今季3〜4月が旬で、収穫数が少ないのでレアな品種となっています。
バフンウニは棘の長さが短く、濃厚な甘みが特徴です。
また、北海道の日高が産地の「エゾバフンウニ」は3月下旬〜5月までが旬となっており、こちらも濃厚な甘みがたまりません。
他には、九州や沖縄地方で漁獲される「ムラサキウニ」は、春に旬を迎えるのでいち早く雲丹を楽しむことができます。
美味しい雲丹の見分け方
雲丹の美味しさは、鮮度によって大きく変わっていきますが、新鮮なほど身が一粒一粒しっかりとしています。身が砕けているものは液状化が進み鮮度が落ちていることがあります。
また、店頭などで売られている雲丹は「塩水雲丹」と「板雲丹」に分かれていて、板雲丹はミョウバンという保存料が使われているため味が変わってしまう場合があります。
塩水雲丹は、海水とほぼ同じ濃度の塩水で浸されているので雲丹本来の味を楽しみたいという方は「塩水雲丹」をオススメします。
また、塩水がなるべく濁っていない透明なものを選ぶと良いでしょう。
新鮮な雲丹は臭みがなく、甘みが口の中に広がり濃厚でとろけるような味わいを楽しめるので、生雲丹をそのままご飯にのせて、わさびと醤油を垂らして食べたり、お刺身として醤油をつけて食べても絶品です。
または、獲れたての殻付き生雲丹は新鮮そのものなので、一度は挑戦してみたいですね。
雲丹は美味しいだけでなく、ビタミンAが豊富に含まれているので栄養価としても抜群なのです。
ぜひ、今季旬の雲丹を味わってみてはいかがでしょうか。
当店では、すき焼き、しゃぶしゃぶをはじめ、様々な旬の食材を使った料理をご用意しております。
ぜひ一度当店自慢の料理をお召しあがりになってみてはいかがでしょうか。皆様のご来店心よりお待ちしております。