ブログ八重洲店
里芋、海老芋
爽やかな秋晴れも続いておりますが、朝晩はもう肌寒くなってまいりました
皆様におかれまして益々のご繁栄のこととお慶び申しあげます。
当店の名物出汁しゃぶをはじめ、近江牛、そして新たに神戸牛のしゃぶしゃぶや、すき焼きをご用意いたしております。また、秋の食材をふんだんに使った四季会席もございます。
是非、ご賞味くださいませ。
今回は、今の時期が旬のとても美味しい海老芋や里芋の事について調べてみました。
海老芋
唐芋、および同系のメイモを特集栽培して、子芋を湾曲させたものが、海老芋と言います。
海老芋は、親芋を食用としないで子芋と孫芋を利用します
全体に細長く、上蔀が太く下部にいくほど細くなっていいます。
海老芋は以前は京都の特産物でありましたが、現在では、品質保存の為に、わずかに栽培している程度で
現在の主産地は、静岡県の遠州地方で生産量の8割を占めています。
海老芋は、肉質が粉状でしかもきめが細かく薄味で含めるとホクホクしてとても美味しい芋です。
焚いている間に煮崩れしやすいので、弱火でゆっくり焚き上げます。海老芋にはアクが含まれているので
皮をむいてから糠で湯がき、あく抜きをしてもう一度水から茹でて糠臭さを取り除き、色も白く仕上がります。
石川早生
一般的には、石川小芋、きぬかつぎなど前菜や煮物料理に使われます。
主に、子芋についた孫芋までを収穫し早期の分球して新しい芋が次々と着生するので芋の大きさが小さいのが特徴です。小さくても早く塾際するので、姿の美しい小芋として食されています。
石川芋は皮をむいたら米のとぎ汁で茹でたり、塩蒸しにしてから調理します。
旬は本来春に植え付け、越夏して秋に収穫する野菜であるから秋が旬と言えます。
高温性であり芋の貯蔵性が高いので、他の野菜ほど周年栽培はされていません。
里芋の皮には、毛と呼ばれる褐色の細かい毛が生えていて、褐色がみずみずしく、毛が擦り切れていないものが新しいもので、高温性で低温では、変質するため、新聞紙などに包み常温に置いておくと日持ちしやすいです。
京芋
京芋は、筍芋ともよばれ九州南部や宮崎県などが多く取れます。
長さ50センチ、径10センチほどの筍状に肥大し、肉筆は粉室で硬く煮崩れしにくいため使いやすいです。
京芋という名前の由来は、昭和30年頃に『この特徴のある品種を何とか県外の消費者に届けたい』と
当時の農協、市役所、青果会社が一体となり、関西に売り込みに行った際、京都に立ち寄り、そのとき食べた精進料理の中に、食味優れた芋が使用されており、この京都の美味しい芋にあやかりたいとの思いから京芋という名称を使うようになったそうです。
旬は、晩秋から冬にかけて美味しくなります。
瓢喜八重洲店では、しゃぶしゃぶや、すき焼きの他にも、会席料理もご提供させていただいております。
歓迎式や、お祝い事なども多くなってくる季節でございます。
この機会に、瓢喜八重洲店をご利用頂けたら幸いです。
真心を込めて調理し、居心地の良い空間で心行くまで楽しんでいただけるよう、従業員一同、心よりお待ちしております。