ブログ新橋店
秋の炊き寄せとは
「秋の炊き寄せ」と言えば、どのような食材をイメージするでしょうか?様々な食材の組み合わせによって季節感を楽しむことができる炊き寄せですが、秋は美味しい食材が次々に旬を迎えるので、食材選びに迷ってしまいます。
本日は、「秋の炊き寄せ」についてお話させていただきたいと思います。
「炊き寄せ」とは
そもそも「炊き寄せ」とは、「炊き合わせ」とも呼ばれている日本料理における煮物の調理方法や料理そのもののことを指しています。炊き寄せは、複数の食材をそれぞれ別に煮たものを一つの料理として器に盛りつける料理のことを言うのです。それぞれを薄味で別々に煮込むことで、食材が持つ風味を存分に生かすことができるので、いろんな食材の組み合わせを楽しむことができるのです。旬の食材をふんだんに使用することで、季節感を見た目と味で堪能できます。
炊き寄せに用いられる食材については特に決まりはありませんが、代表的なものだとシイタケやフキ、里芋や高野豆腐、鶏肉などが挙げられます。
秋の炊き寄せについて
秋に旬を迎える食材というと、秋刀魚や鰻、秋鮭、サツマイモや松茸、かぼちゃやナスなどが挙げられます。これらのような秋の味覚を自由に組み合わせて盛り付けるのも良いですが、おすすめは「秋鮭と里芋の炊き合わせ」です。ほくほくの里芋に、脂の乗った秋鮭との相性は抜群で、思わず白いご飯が進んでしまうほど。また、夏に収穫されて秋に食べごろを迎えるかぼちゃを使用した秋の炊き寄せもおすすめです。カボチャや里芋、がんもどきなどといったお好みの食材を組み合わせると、かぼちゃの甘みと共に出汁の旨味を存分に堪能できます。
身体を温める作用のある根菜類の炊き合わせも、気温が下がってくる秋におすすめです。ジャガイモやニンジン、切り干し大根を使った炊き合わせは、薄く優しい味付けでも十分なおいしさです。
旬の食材本来のおいしさを存分に味わうことができる炊き合わせは、旬の食材が豊富な秋にこそおすすめしたいお料理です。ぜひ、ご家庭でも召し上がってみてはいかがでしょうか?
当店では、すき焼き、しゃぶしゃぶをはじめ、様々な旬の食材を使った料理をご用意しております。
ぜひ一度当店自慢の料理をお召しあがりになってみてはいかがでしょうか。皆様のご来店心よりお待ちしております。